「中古オフィスチェアってやめたほうがいいの?」
「買うときの注意点や選び方のポイントは?」
「安心して購入できるサイトを詳しく知りたい!」
新品だと手が届かないような高級オフィスチェアでも、中古だと半額以下で売られていることも多いですよね。
しかし、本当に購入してもトラブルはないのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、中古オフィスチェアを買うときは、選び方を間違えないことが大切です!
そこで本記事では、複数の高級チェアを中古で購入してきた僕が、以下の内容を詳しく解説します。
- 中古オフィスチェアがおすすめな理由
- 購入時の注意点
- 選び方のポイント
- おすすめな購入先
- 実際に購入した中古オフィスチェアをレビュー
- 中古のチェアが向いている人の特徴
この記事を最後まで読めば、ハズレの中古品を買ってしまうリスクをぐっと下げることができますよ。
ハイクラスの椅子を安く購入するために中古品を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
なお、僕の運営するYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、中古市場でも人気な高級チェアを動画で徹底レビューしています。
商品ごとに特徴は大きく異なるので、購入前に個別の解説もチェックしておきましょう!
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やめたほうがいいは嘘!中古オフィスチェアがおすすめな理由
オフィスチェアは高級なものだと数十万円のものもあり、なかなか手の届きにくい価格帯の商品も多くあります。
もてる予算のなかで最高級のオフィスチェアがほしいのであれば、中古品を検討するのは有効な手段です。
オフィスチェアは中古市場が潤っているので、高価格帯の椅子が半額以下で販売されていることも多いんですよ◎
とくに保証期間の長い商品だと、中古でも問題なく使えることが多いです。
ただし、購入するときにはいくつかの注意点があります。リスクの低い商品を購入するために、正しい選び方を知っておくことが大切です。
中古オフィスチェアを買うときの注意点4つ
中古のオフィスチェアを買うときの注意点は、以下の通りです。
- 基本的に保証はつかない
- 個人が販売している商品はリスクが高い
- カスタマイズやカラーが選べない
- 不具合や劣化がわかりにくい
ひとつずつ、詳しく解説します。
1.基本的に保証はつかない
中古でオフィスチェアを購入すると、期間内であっても基本的に保証は引き継がれません。
メーカーによって基準は異なるものの、持ち主が変わると保証期間はその時点で終了することがほとんどです。
メーカー別で見た保証基準の例を見てみましょう。
メーカー | 保証期間の引継ぎ | 保証の条件 |
---|---|---|
Herman Miller(ハーマンミラー) | 不可 | 最初の購入者のみ対象 正規代理店での購入のみ対象 |
Ergohuman(エルゴヒューマン) | 不可 | 最初の購入者のみ対象 正規代理店での購入のみ対象 |
オカムラ | 不可 | 基本的に不可だが、以下3点がわかれば使用者が異なっていても保証の対象となる 購入年月日 購入者名 購入店名 |
メーカー | 保証期間の引継ぎ | 保証の条件 |
---|---|---|
Herman Miller(ハーマンミラー) | 不可 | 最初の購入者のみ対象 正規代理店での購入のみ対象 |
Ergohuman(エルゴヒューマン) | 不可 | 最初の購入者のみ対象 正規代理店での購入のみ対象 |
オカムラ | 不可 | 基本的に不可だが、以下3点がわかれば使用者が異なっていても保証の対象となる 購入年月日 購入者名 購入店名 |
オカムラ社は、詳しい情報さえあれば保証期間を次の持ち主が使えるものの、中古市場での売買だと個別のデータをもらうのは難しいです。
保証期間が5~10年以上と長いことは高級チェアの魅力のひとつですが、中古市場で購入するとその恩恵は受けられません。
どこまで保証期間を重視するかは人によって異なるので、ご自身の感覚を大事にしてくださいね◎
2.個人が販売している商品はリスクが高い
メルカリやヤフオクなどで個人が販売している中古品は、購入自体に問題はありませんが、あまり推奨できません。商品の状態を正確に見極めることが難しく、購入してからトラブルに気づくおそれがあります。
中古品の購入は、個人で売買するよりも専門サイトを利用するほうがおすすめです◎
サイトごとに品質基準が設けられていることが多く、個人で売買するより失敗するリスクが低くなります。また、仕入れ先が法人だと、大量仕入れで在庫過多になり価格が安くなりやすいという嬉しい側面も。
どうしても個人と取引したい場合は、なるべくコミュニケーションを密に取って、事前の確認作業を徹底しましょう。
3.カスタマイズやカラーが選べない
高級チェアのなかには、各パーツや素材の選択肢の多さを強みにしている商品も多くあります。しかし、中古商品だと、機能のカスタマイズや素材のカラーなど、細かい部分の選択ができません。
たとえば、オカムラ社のシルフィーだと、次のような項目のアレンジが可能です◎
- チェアタイプ(背もたれの形など)
- ボディカラー
- 張地の素材
- ハンガーの有無
- ランバーサポートの有無
- アームレストのタイプ
- 脚部のタイプ
- キャスターのタイプ
- 素材のカラー など
新品ならカスタムして自分好みの1脚に仕上げられますが、中古で購入できるのは、決まったカラー、仕様のものだけです。こだわりのある人は、公式サイトや認定店から自分好みに仕上げた一脚を購入しましょう。
4.不具合や劣化がわかりにくい
中古品は以前に人が使っているので、多少なりとも劣化が進んでいます。ときには、見た目ではわからない不具合があることも。
よくある劣化や故障は以下のとおりです。
- 座面のへたり
- 生地や張地など、素材の摩耗
- アームレストの故障
- 日焼け
- キャスターの不具合
高級チェアであれば修理できる可能性もありますが、その分の費用は余分にかかってしまいます。商品選定で失敗しないためには、購入前に商品の状態を把握するように心がけることが大切です。
中古品を販売するサイトのなかには、独自の状態ランクを設定して商品を選別しているサイトもありますよ◎
もし中古品を検討していくなかで不安がぬぐえない場合は、あらためて新品のオフィスチェアも検討してみましょう。
なお、以下のように多機能で手ごろな値段の商品もあるので、ブランド名よりコストパフォーマンスを重視したい方は、ぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。
また、関連記事「【負担激減】人間工学に基づいたオフィスチェアおすすめ7選を紹介!機能の特徴や予算別の選び方を徹底解説」では、予算2万円台から10万円を超えるものまで、おすすめのオフィスチェアを多数紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
中古オフィスチェアの購入で後悔しないための選び方5つ
中古のオフィスチェアを購入するときに押さえておくべき選び方のポイントは、以下の5つです。
- 公式サイトで詳細情報を確認する
- 送料込みで価格を確かめる
- 近くの店舗で試座してみる
- 決算期をねらう
- こまめに中古市場をチェックする
ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
1.公式サイトで詳細情報を確認する
中古オフィスチェアを買うときは、必ず公式サイトで該当モデルの詳細情報を確認しましょう。
付属パーツの種類やありきたりなセールスコピーだけだと、そのモデルならではの特徴がわからず、商品選びを間違えてしまうおそれがあります。
メーカーのホームページで公式情報を確認すれば、その椅子独自の機能を把握して検討できますよ◎
また、実際の販売額より高く元値を設定して、割引率を大きく見せようとするサイトもあります。「メーカー希望小売価格」や「オープン価格」からの割引率には、ごまかされないように注意が必要です。
迷ったときは公式の情報を確認して、そのチェアならではの強みや正確な価格を調べてみてください。
2.送料込みで価格を確かめる
新品・中古に関わりなく、チェアを購入するとき、かかる配送料は必ず確認しておきましょう。
オフィスチェアは大型で重量も重いため、送料は高い傾向にあります。商品価格は安く見えても、トータルの金額は高額になってしまうことも珍しくありません。
配送エリアや梱包サイズによって異なりますが、ときには8,000円ほどかかることも。
商品を比較検討するときは、送料も込みにした価格で考えてくださいね◎
3.近くの店舗で試座してみる
実際に商品を見て検討できる店舗があれば、可能な限り行って試座してみるのがおすすめです。
中古オフィスチェアは、同じモデルであっても個体によって状態はさまざま。試せるのであれば直接座って、自分の体に合うか、椅子自体に気になる部分がないか確かめたほうが失敗が少なくなります。
具体的には以下のことをチェックしましょう。
- 素材の状態(日焼け・汚れなど)
- 座面の状態・座り心地
- 付属パーツの種類・状態
- 調整機構やキャスターなど、可動部分の動作
実際に座ってみることで、画面上からだけではわからないこともチェックできますよ◎
インターネットから在庫の状況を確認できるショップもあるので、積極的に活用してみてください。
4.決算期をねらう
中古オフィスチェアをさらに安く購入したいときは、一般的な会社の決算期である3月末や9月末をねらうのがおすすめです。
決算前になると、引っ越しや買い替えでオフィス用品を一新する会社が増えます。
中古市場に大量のオフィスチェアが出回りやすくなるので、低価格で購入できる確率があがりますよ◎
また、流通量が増えると、それだけ商品の選択肢も多くなります。
とくに購入時期にこだわらないのであれば、決算期の前後に注目して中古オフィスチェア市場をチェックしてみましょう。
5.こまめに中古市場をチェックする
中古オフィスチェアのお買い物は、基本的に一期一会です。
会社の椅子を大量に処分した、といった特殊な状況を除いて、基本的に中古市場に出回っている商品は1脚だけのことがほとんど。つまり、気に入った商品を見つけても、売れてしまったらもう二度と同じものには出会えません。
出会ったときが買い時だと思って、チャンスを逃さないことが大切ですよ◎
その反面、こまめにチェックしているとお宝商品が見つかることもあります。
中古品をねらうときは販売サイトを定期的にリサーチして、好みの椅子を見つけたときに素早く購入できるようにしておきましょう。
反対に、今すぐ椅子を買い替えたい場合は、無理に中古市場を利用しないほうがいいでしょう。
焦って選ぶとチェックや判断基準が甘くなってしまい、後悔するかもしれません。
関連記事「【快適】疲れないオフィスチェア5選!選び方と購入前に知りたい重要ポイントも徹底解説」では、疲れにくさにこだわったオフィスチェアを紹介しています。
予算5万円台と買いやすい値段の椅子もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
やめたほうがいい?実際に購入した中古オフィスチェアをレビュー動画で紹介
実際に僕が中古市場で購入したオフィスチェアは以下の2つです。
- オカムラ コンテッサセコンダ
- オカムラ シルフィー
コンテッサセコンダはホワイト系のカラーにもかかわらず、目立った汚れや黄ばみもなく全体的に綺麗な状態でした。座面のへたりもとくに感じず、オカムラ特有の「異硬度クッション」の特徴がよく出ています。
座面の手前の部分が柔らかくつくられているため、ずっと座っていても膝裏が圧迫されません。
先に購入していたシルフィーは、僕が最初に購入した中古オフィスチェアです。
ちなみに、「会社脱出装置」の記事「【特徴5選】オカムラ シルフィー後悔!? 口コミ・レビュー徹底解説」では、後悔する人の特徴をさらに詳細に解説していますので、購入失敗のリスクを減らすことができます。ぜひ参考にしてみてください。
数ヶ月使用しても不具合は感じず、ユーズド品であったことを忘れてしまうくらいの満足度でした◎
新品だと選択肢が豊富で購入時のクオリティも安定しているものの、高級チェアの場合はかなり費用がかさんでしまいます。
中古品であればかなり安く購入できることも多いので、美品にこだわって探してみるのがおすすめです。
中古オフィスチェアを購入するならオフィスバスターズがおすすめ
オフィスバスターズは、中古のオフィス家具を専門で取り扱うショップです。実店舗とインターネット、両方で買い物ができます。公式サイトから在庫を保管している店舗が検索できるので、試座したいときにも非常に便利です。
オフィスバスターズの特徴は、購入後1年間は独自の保証期間を設定していること。
保証が受け継がれないことが一般的な中古市場のなかでは珍しいサービスです◎
また、オフィスバスターズは楽天市場にもショップを展開しています。価格設定は同じですが、楽天ポイントが貯まる分お得にお買い物ができることが魅力です。
楽天ユーザーであれば新しい会員登録や住所の入力も必要なく、手間いらずでお買い物ができますよ。
ぜひ気になる商品と一緒にバックされるポイントの額もチェックしてみてくださいね!
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なお、僕が運営するYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、中古市場でもよく見かける定番チェアから入手困難な人気の椅子まで、数多くの商品を紹介しています。
ぜひいろいろなチェアを比較検討して、ベストな1脚を見つけてくださいね◎
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中古市場もうまく活用しながら、作業空間をお得にグレードアップさせましょう!