商品名 | 価格帯 | メリット | デメリット | おすすめできる人 |
---|---|---|---|---|
ITOKI サリダチェア YL7R | 2万円台 | 背もたれ半分までフレームをつけ、ファブリック素材を落とし込むことで、ランバーサポートの存在感を限りなく消している 背もたれは2つのメッシュ素材を重ねた仕様になっていて、適度な弾力とファブリック素材の柔らかさがある | オールブラックなのでカラーバリエーションを楽しみたい人には不向き | 身長165cm以上の人 おもに後傾姿勢でデスクワークする人 はじめてオフィスチェアを利用する人 |
エイリアンチェアプロ | 3万円台 | 3万円台で購入できるのにもかかわらず、リクライニング時にアームレストがついてくる仕様になっている | 身長160cm未満の人だと、座面が深すぎると感じる可能性がある | 身長165cm以上の人 後傾姿勢の作業(モニターワーク)がメインな人 在宅ワークの人でフットレストを使ってリラックスしたい人 |
Rasical Chair Elite | ブラック:7万円台 ホワイトグレー:8万円台 | 小柄な人でもランバーサポートを感じながら座れる 1本のレバー操作で座りながら自分の好みの座面に調整できる 7Dアームレストでどんな体勢でも安楽な姿勢をとれる | 後傾向きのチェアのため、常に前傾姿勢で作業する場合は、前傾サポートが手厚いチェアを選んだほうがよい | 予算10万円でセパレート型メッシュチェアを求めている人 おもに後傾姿勢で作業をする在宅のクリエイターやエンジニア 小柄な体型でセパレート型のメッシュチェアを探していた人 |
オカムラシルフィー | 11万円台 | バックカーブアジャスト機構により、細身の人でも大柄の人でも、体の丸みに合わせて、背もたれのカーブをフィットさせられる 座面を手前に10度傾けられる前傾チルト機構が採用されているため、前かがみでも背もたれと体が離れづらく、前傾作業に集中できる | 前傾姿勢での作業をしない人は、前傾姿勢機能が活かせないため他のチェアを選んだほうがよい | 前傾姿勢での作業時間が長いデスクワーカー・イラストレーター イスとデスクの高さ調節がしやすいチェアを探している人 |
SIHOO DORO C500 | 13万円台 | 弾性プレートの採用により、リクライニングを戻すときに腹筋の力がほとんどいらない ランバーサポートに遊びがついているため、腰のサポートの位置がずれない状態でリクライニングができる アームレストを直感的に操作できるため、自分のやりたい作業に合わせて簡単にセッティングできる | クリック式のアームレストに慣れる練習が必要 | スマホゲームや読書が好きな人 リモートワークや座り作業が長い人 メッシュ素材のチェアを求めている人 |
エルゴヒューマンプロ2オットマン | 13万円台 | 左手下のレバーを手前に傾けて、1回リクライニングするだけで背もたれと座面を前傾に倒せる リクライニングの反発力を好みの硬さに調整できる | メッシュ素材で座面の横の部分がフレームになっているため、あぐら姿勢をかくと圧迫感や痛みを感じてしまう可能性がある | セパレート型のチェアが欲しいけど前傾作業もしたい人 すでにエルゴヒューマンを持っていて買い替えたい人 |
スチールケースジェスチャー | 18万円台 | アームレストを立体的(360度)に調節できるため、自分の理想とする位置に肘をおいた状態でゲームや作業ができる ライブバック機構により、S字ラインをきれいに保ちつつリクライニングができ、体へのフィット感が高まる仕様になっている | 肘の位置にこだわりがない人やアームレストを活用しない人は、アームレストの機能を十分に発揮できない | スマートフォンを使用して仕事をする人 ファブリック素材のチェアを求めている人 |
アーロンチェアリマスタード | 20万円台 | 座面と背もたれの合計8箇所で、メッシュの硬さを変えているため、気持ちよく座れる 人間の動きに合わせてイスが動くため、背中の上げ下げをしても姿勢が崩れにくい | フットレストやヘッドレストがついていないため、リクライニングをしての作業やリラックスがしづらい | 仕事に使うイスに妥協したくない人 前傾・後傾姿勢とマルチな体勢で仕事をする人 アーロンチェアに憧れがある人 |
「おすすめのオフィスチェアを知りたい」
「オフィスチェアを選ぶときのポイントは?」
「実際に座った人のレビューを知りたい」
オフィスチェアは歴史が古く、1950年から本格的に開発や販売がおこなわれてきました。現在では特徴あるチェアがたくさんあり、ライフスタイルにあわせて選択することができます。
一方で、数多くあるオフィスチェアのなかから、自分に合うチェアを見つけ出すのは難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。

本記事では100脚以上のチェアを試した僕が、以下の内容を紹介します。
- オフィスチェアがおすすめな人の特徴
- おすすめできるオフィスチェア
- 選ぶときのポイント
ぜひ最後まで読み、オフィスチェアの購入時の判断材料にしてみてください◎
【大前提】オフィスチェアがおすすめな人の特徴を徹底解説



オフィスチェアをおすすめできる人の特徴は以下のとおりです。
おすすめな人の特徴 | おすすめできる理由 |
---|---|
安くコスパの良いチェアを求めている人 | 低価格帯でも多機能で高品質なものがある |
作業の生産性を高めたい人 | ワークチェアや学習イスなど用途に合わせたチェアがある |
メッシュ素材のチェアを求めている人 | 蒸れにくく通気性がいい |
デザインをこだわりたい人 | 部屋のインテリアに調和できる |
腰痛持ちの人 | 背中がメッシュ素材のチェアは体重を分散してくれる |
オフィスチェアは、ブランドごとに機能性やデザインが多彩です。そのため、座る人のライフスタイルや体型にあわせて選択できるチェアがたくさんあります。
たとえば、前傾姿勢に対応したモデルは受験勉強に集中したい人に最適であり、ゆったりした姿勢で作業したい人にはリクライニングに優れたチェアがフィットします。
また、メッシュ素材が採用されたイスは、通気性が良いため、蒸れが気になる人におすすめです。




オフィスチェアは豊富な選択肢の中から、自分にぴったりの一脚を見つけやすいことが魅力です◎
なお、以下にあてはまる人は、ゲーミングチェアがおすすめです。
- ゲームの競技に参加する人
- ゲーミングチェアのデザインが好きな人
- 予算6万円で最高峰のイスが欲しい人
- 床座でゲームや作業をしたい人
こちらの記事「【全商品動画レビュー付】ゲーミングチェアおすすめ11選!厳選アイテムをプロが徹底解説」では、100脚以上のチェアを試した僕が、おすすめのゲーミングチェアを紹介しています!
チェアの購入を検討中の人は、参考にしてみてください◎
おすすめのオフィスチェア8選! 全アイテム解説動画あり



ここからは、おすすめのオフィスチェアを紹介していきます。
商品名 | 価格帯 | メリット | デメリット | おすすめできる人 |
---|---|---|---|---|
ITOKI サリダチェア YL7R | 2万円台 | 背もたれ半分までフレームをつけ、ファブリック素材を落とし込むことで、ランバーサポートの存在感を限りなく消している 背もたれは2つのメッシュ素材を重ねた仕様になっていて、適度な弾力とファブリック素材の柔らかさがある | オールブラックなのでカラーバリエーションを楽しみたい人には不向き | 身長165cm以上の人 おもに後傾姿勢でデスクワークする人 はじめてオフィスチェアを利用する人 |
エイリアンチェアプロ | 3万円台 | 3万円台で購入できるのにもかかわらず、リクライニング時にアームレストがついてくる仕様になっている | 身長160cm未満の人だと、座面が深すぎると感じる可能性がある | 身長165cm以上の人 後傾姿勢の作業(モニターワーク)がメインな人 在宅ワークの人でフットレストを使ってリラックスしたい人 |
Rasical Chair Elite | ブラック:7万円台 ホワイトグレー:8万円台 | 小柄な人でもランバーサポートを感じながら座れる 1本のレバー操作で座りながら自分の好みの座面に調整できる 7Dアームレストでどんな体勢でも安楽な姿勢をとれる | 後傾向きのチェアのため、常に前傾姿勢で作業する場合は、前傾サポートが手厚いチェアを選んだほうがよい | 予算10万円でセパレート型メッシュチェアを求めている人 おもに後傾姿勢で作業をする在宅のクリエイターやエンジニア 小柄な体型でセパレート型のメッシュチェアを探していた人 |
オカムラシルフィー | 11万円台 | バックカーブアジャスト機構により、細身の人でも大柄の人でも、体の丸みに合わせて、背もたれのカーブをフィットさせられる 座面を手前に10度傾けられる前傾チルト機構が採用されているため、前かがみでも背もたれと体が離れづらく、前傾作業に集中できる | 前傾姿勢での作業をしない人は、前傾姿勢機能が活かせないため他のチェアを選んだほうがよい | 前傾姿勢での作業時間が長いデスクワーカー・イラストレーター イスとデスクの高さ調節がしやすいチェアを探している人 |
SIHOO DORO C500 | 13万円台 | 弾性プレートの採用により、リクライニングを戻すときに腹筋の力がほとんどいらない ランバーサポートに遊びがついているため、腰のサポートの位置がずれない状態でリクライニングができる アームレストを直感的に操作できるため、自分のやりたい作業に合わせて簡単にセッティングできる | クリック式のアームレストに慣れる練習が必要 | スマホゲームや読書が好きな人 リモートワークや座り作業が長い人 メッシュ素材のチェアを求めている人 |
エルゴヒューマンプロ2オットマン | 13万円台 | 左手下のレバーを手前に傾けて、1回リクライニングするだけで背もたれと座面を前傾に倒せる リクライニングの反発力を好みの硬さに調整できる | メッシュ素材で座面の横の部分がフレームになっているため、あぐら姿勢をかくと圧迫感や痛みを感じてしまう可能性がある | セパレート型のチェアが欲しいけど前傾作業もしたい人 すでにエルゴヒューマンを持っていて買い替えたい人 |
スチールケースジェスチャー | 18万円台 | アームレストを立体的(360度)に調節できるため、自分の理想とする位置に肘をおいた状態でゲームや作業ができる ライブバック機構により、S字ラインをきれいに保ちつつリクライニングができ、体へのフィット感が高まる仕様になっている 太ももあたりまで低くすれば、アームレストに干渉せずに、楽器の演奏ができる | 肘の位置にこだわりがない人やアームレストを活用しない人は、アームレストの機能を十分に発揮できない | スマートフォンを使用して仕事をする人 ファブリック素材のチェアを求めている人 |
アーロンチェアリマスタード | 20万円台 | 座面と背もたれの合計8箇所で、メッシュの硬さを変えているため、気持ちよく座れる 人間の動きに合わせてイスが動くため、背中の上げ下げをしても姿勢が崩れにくい | フットレストやヘッドレストがついていないため、リクライニングをしての作業やリラックスがしづらい | 仕事に使うイスに妥協したくない人 前傾・後傾姿勢とマルチな体勢で仕事をする人 アーロンチェアに憧れがある人 |
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
1.ITOKI サリダチェア YL7R



サリダチェアYL7Rは、3万円を切る価格でありながらバランスがよく、ハイクオリティにまとめられている一脚です。
とくに、背もたれはメッシュ素材であるものの、硬さの違うメッシュ素材を裏表に張ることで、ファブリックな触り心地を実現させました。そのため、メッシュ素材が苦手な人でもおすすめできます。
サリダチェアYL7R | 内容 |
---|---|
価格帯 | 2万円台 |
メリット | 背もたれ半分までフレームをつけ、ファブリック素材を落とし込むことで、ランバーサポートの存在感を限りなく消している 背もたれは2つのメッシュ素材を重ねた仕様になっていて、適度な弾力とファブリック素材の柔らかさがある |
デメリット | オールブラックなのでカラーバリエーションを楽しみたい人には不向き |
おすすめできる人 | 身長165cm以上の人 おもに後傾姿勢でデスクワークする人 はじめてオフィスチェアを利用する人 |




オフィスチェア初心者のエントリーチェアにおすすめです◎
こちらの動画「【3万では最強】サリダ YL7R!ITOKIの本気ワークチェアは超おすすめ」では、より詳しくサリダチェア YL7Rを解説していますのでぜひご覧ください。
2.エイリアンチェア プロ



エイリアンチェア プロには、ファブリックのような温かみのあるメッシュ素材が使われており、温もりがありながらも通気性が優れています。
座面の奥行きは、背あたりから座面の前までで47cmあり、膝裏に圧迫感なく座れます。
エイリアンチェア プロ | 内容 |
---|---|
価格帯 | 3万円台 |
メリット | 3万円台で購入できるのにもかかわらず、リクライニング時にアームレストがついてくる仕様になっている |
デメリット | 身長160cm未満の人だと、座面が深すぎると感じる可能性がある |
おすすめできる人 | 身長165cm以上の人 後傾姿勢の作業(モニターワーク)がメインな人 在宅ワークの人でフットレストを使ってリラックスしたい人 |




予算3万円台で手に入りますが、アームレストの自由度も高い一脚です◎
こちらの動画「【エイリアンチェア全て登場】前傾とProの違いを比較!神コスパ比較」では、より詳しくエイリアンチェア プロを解説しています。購入の参考にぜひご覧ください
3.Rasical Chair Elite



Rasical Chair Eliteは、大柄な人でも小柄の人でも快適に座れるように調節ができるチェアです。
座面スライドとランバーサポートを前に押し出すと、座面奥行きを約38cmまで狭くできるため、小柄な人でも膝裏にゆとりを持って座れます。
ランバーサポートは、たわみが少なく奥行きをキープできるため、常に同じ座面の奥行きで作業することができます。
Rasical Chair Elite | 内容 |
---|---|
価格帯 | ブラック:7万円台 ホワイトグレー:8万円台 |
メリット | 小柄な人でもランバーサポートを感じながら座れる 1本のレバー操作で座りながら自分の好みの座面に調整できる 7Dアームレストでどんな体勢でも安楽な姿勢をとれる |
デメリット | 後傾向きのチェアのため、常に前傾姿勢で作業する場合は、前傾サポートが手厚いチェアを選んだほうがよい |
おすすめできる人 | 予算10万円でセパレート型メッシュチェアを求めている人 おもに後傾姿勢で作業をする在宅のクリエイターやエンジニア人 小柄な体型でセパレート型のメッシュチェアを探していた人 |




背もたれの後ろには、バックやジャケットをかけることができます◎
*クーポンコード:OFTBDIB8DP
こちらの動画「【COFO超え確定】Rasical Chair Eliteは新王者!オフィスチェア比較レビュー【グロウスピカエリート進化】」では、Rasical Chair Eliteをより詳しく解説しています。購入の参考にご覧になってください。
4.オカムラ シルフィー



オカムラは、1945年に創業した日本トップクラスのオフィス家具のメーカーです。
オカムラ シルフィーの特徴は、前傾チルト機構があることです。前傾姿勢で長く作業する人でも、正しい姿勢を維持することができます。
オカムラ シルフィー | 内容 |
---|---|
価格帯 | 11万円台 |
メリット | バックカーブアジャスト機構により、細身の人でも大柄の人でも、体の丸みに合わせて、背もたれのカーブをフィットさせられる 座面を手前に10度傾けられる前傾チルト機構が採用されているため、前かがみでも背もたれと体が離れづらく、前傾作業に集中できる |
デメリット | 前傾姿勢での作業をしない人は、前傾姿勢機能が活かせないため他のチェアを選んだほうがよい |
おすすめできる人 | 前傾姿勢での作業時間が長いデスクワーカー・イラストレーター イスとデスクの高さ調節がしやすいチェアを探している人 |




座面のクッションは手前の部分が柔らかくつくられているため、前かがみになっても太ももへの圧迫が少ない仕様になっています◎
こちらの動画「【オカムラ究極の2択】サブリナとシルフィーの違い!前傾オフィスチェア比較」では、オカムラ シルフィーをより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
5.SIHOO Doro C500



SIHOO Doro C500は、日本人の体型にもフィットするセパレート構造のチェアで、快適な作業姿勢をサポートしてくれる一脚です。
最大の特長は、姿勢の変化に合わせてランバーサポートが追従することです。一般的なチェアでは、リクライニング時に背もたれが体とズレてしまい、違和感を覚えてしまいがちです。
しかし、SIHOO Doro C500は、背中のズレにあわせてランバーサポートが連動し、常に腰をしっかり支えてくれるため、どんな姿勢でも快適さが保たれます。
SIHOO Doro C500 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 13万円台 |
メリット | 弾性プレートの採用により、リクライニングを戻すときに腹筋の力がほとんどいらない ランバーサポートに遊びがついているため、腰のサポートの位置がずれない状態でリクライニングができる アームレストを直感的に操作できるため、自分のやりたい作業に合わせて簡単にセッティングできる |
デメリット | クリック式のアームレストに慣れる練習が必要 |
おすすめできる人 | スマホゲームや読書が好きな人 リモートワークや座り作業が長い人 メッシュ素材のチェアを求めている人 |




メッシュはパリッと硬くなく、弾力ある素材感です◎
こちらの動画「【メッシュ1位】神オフィスチェア!SIHOO Doro C500【エルゴヒューマンの強敵】」では、SIHOO Doro C500をより詳しく解説しています。是非ご覧いただき参考にしてください。
6.エルゴヒューマンプロ2オットマン



エルゴヒューマンプロ2オットマンは、前傾・後傾姿勢にも対応できる仕様のため、さまざまな姿勢でマルチに仕事ができることが特徴です。
リクライニング機能も充実していて、リクライニングの強度や角度の固定ができたり、つねにゆりかごのように解放しておいたりできます。
作業姿勢とリラックス姿勢のどちらも隙がない、ハイクオリティな一脚です。
エルゴヒューマンプロ2オットマン | 内容 |
---|---|
価格帯 | 13万円台 |
メリット | 左手下のレバーを手前に傾けて、1回リクライニングするだけで背もたれと座面を前傾に倒せる リクライニングの反発力を好みの硬さに調整できる |
デメリット | メッシュ素材で座面の横の部分がフレームになっているため、あぐら姿勢をかくと圧迫感や痛みを感じてしまう可能性がある |
おすすめできる人 | セパレート型のチェアが欲しいけど前傾作業もしたい人 すでにエルゴヒューマンを持っていて買い替えたい人 |




オットマン(フットレスト)は、男性の手のひら1.5個分と幅広い設計で、リラックスしやすい仕様になっています◎
こちらの動画「【Ergohuman PRO2】旧モデルから進化!オフィスチェア比較|Ergohuman PRO2 Ottoman」では、エルゴヒューマンプロ2オットマンをより詳しく解説しています。ぜひご覧になって参考にしてください。
7.スチールケース ジェスチャー



スチールケースは、ワークチェアの分野で世界シェア1位となっており、魅力的な商品が数多くあるブランドです。
スチールケースのジェスチャー(Gesture)の一番の特徴は、どんな姿勢にでも対応できる360°アームレストです。上下・左右・内外・前後の4Dの動きにくわえて、立体的(360度)な動きができます。
たとえば、アームレストを体に近づけてシートベルトのようにセッティングすれば、肘を置きながら楽な姿勢でスマホ操作や読書などを楽しめます。太ももあたりに低くすれば、アームレストに干渉せずに、楽器の演奏ができます。
スチールケース ジェスチャー | 内容 |
---|---|
価格帯 | 18万円台 |
メリット | アームレストを立体的(360度)に調節できるため、自分の理想とする位置に肘をおいた状態でゲームや作業ができる ライブバック機構により、S字ラインをきれいに保ちつつリクライニングができ、体へのフィット感が高まる仕様になっている |
デメリット | 肘の位置にこだわりがない人やアームレストを活用しない人は、アームレストの機能を十分に発揮できない |
おすすめできる人 | スマートフォンを使用して仕事をする人 ファブリック素材のチェアを求めている人 |




座面のクッションは、高級なマットレスのような感覚で、心地が良く座れます◎
こちらの動画「【オカムラvsスチールケース】日本と海外の高級オフィスチェアを比較【シルフィー vs ジェスチャー】」では、スチールケース ジェスチャーについてより詳しく解説しています。是非ご覧いただき参考にしてください。
8.アーロンチェアリマスタード



アーロンチェアは、オフィスチェアのなかでも憧れの存在とされるハイエンドモデルです。なかでもアーロンチェア リマスタードは、人の動きに寄り添うように設計された最高級クラスのオフィスチェアです。
書き作業やモニターワークなど、姿勢が変わるたびに自然と身体にフィットし、常に快適な座り心地を保ってくれます。
アーロンチェアリマスタード | 内容 |
---|---|
価格帯 | 20万円台 |
メリット | 座面と背もたれの合計8箇所で、メッシュの硬さを変えているため、気持ちよく座れる 人間の動きに合わせてイスが動くため、背中の上げ下げをしても姿勢が崩れにくい |
デメリット | フットレストやヘッドレストがついていないため、リクライニングをしての作業やリラックスがしづらい |
おすすめできる人 | 仕事に使うイスに妥協したくない人 前傾・後傾姿勢とマルチな体勢で仕事をする人 アーロンチェアに憧れがある人 |




機能性とデザイン性の両方を兼ね備えた「ハイクオリティチェア」です◎
こちらの動画「【アーロンチェアリマスタード】ハーマンミラーの最高級オフィスチェアが来た‼️【比較レビュー】」では、より詳しくアーロンチェアについて解説しています。是非ご覧になってください。
オフィスチェアを選ぶ時にチェックすべき5つのポイント
最後に、オフィスチェアを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。
- 目標設定する(目的を決める)
- 座面を確認する
- ランバーサポートを確認する
- アームレストを確認する
- リクライニング・ロッキングを確認する
一つづつみていきましょう。
1.目標設定する(目的を決める)
オフィスチェアを使う目的が定まっていないと、数多くあるオフィスチェアのなかから自分に合うチェアを選ぶことができません。
たとえば「資格勉強に集中したい」や「楽な姿勢をとりつつ自宅で残務処理をしたい」など、目的に応じて選ぶべきオフィスチェアは変わっていきます。
目標・目的をしっかりと決めて方向性を定めることが、オフィスチェア選びを間違わない最初の一歩になります。




目標に合わせて最適なチェアを選んで、作業環境を快適なものに整えていきましょう◎
2.座面を確認する
座面を確認するときは、高さだけでなく「奥行き」の確認をおこないましょう。
高さが合っていても奥行きが合っていないと、膝裏に圧迫感がある状態が続いてしまい、快適な作業環境を確保できなくなってしまいます。
膝裏の違和感を回避するためには、正しい作業姿勢をとったときに、膝裏に2〜4本分程度の指が入るくらいの奥行きが確保できるチェアを選ぶとよいです。
なお、インターネットで購入する場合や、試座できる環境がない場合は、座面スライド機能やランバーサポートを手前に押し出せる機能などがついているチェアを選ぶのも一つの方法です。




奥行きの長さを測るときは、背当りから座先まで計測すると、実際に座ったときの奥行きがわかります◎
3.ランバーサポートを確認する
ランバーサポートは、座る人の骨盤の後傾を防ぎ、腰まわりを支えることで、背中の自然なS字カーブをキープしやすくしてくれます。




とくに腰の筋力が弱い人や猫背になりやすい人は、ランバーサポートの活用により、正しい姿勢を取りやすくなります◎
たとえば、プッシュ型のランバーサポートであれば、多少前傾気味でも、腰にランバーサポートが当たってくれるため、正しい姿勢を維持しやすいです。
ほかにも、独立凹型ランバーサポートでは、体のラインに沿って包み込むように、腰を支えてくれます。
ランバーサポートは、正しい姿勢を維持し、長時間のデスクワークを疲れにくくしてくれる機構なのでしっかり確認しましょう。
4.アームレストを確認する
アームレストは、無理のない姿勢で長時間作業するために、自分の体や作業デスクにあったものを選ぶことが大切です。
アームレストの高さが合わないと、常に自分の腕を支えながら作業をしなくてはいけません。無理な姿勢で長時間作業をおこなうと肩こりの原因になり、作業効率が落ちてしまいます。




アームレストには上下・前後の調節ができるものから、360度自由に調節できるものがあります。
自分がしたい作業内容によって、選択肢が変わってくるため、各チェアのアームレストの仕様をしっかりと確認したうえで、最適なものを選びましょう。
5.リクライニング・ロッキングを確認する
リクライニング・ロッキングは、座り心地を左右する機構の一つです。
チェアによって、搭載されているメカが異なるため、自分が求めている動きをするチェアを探すのがよいでしょう。
たとえば、シンクロリクライニングでは、もたれたときに膝が浮きづらい仕様になっています。また、オートバランスロッキングでは、座った人の体重によって、リクライニングしたときの跳ね返りやもたれやすさが自動で調整されます。




オートバランスロッキングは、調整の手間がないため、家族で使い回せるチェアを探している人におすすめです◎
搭載されているロッキングの機構によっても、チェアの価格が異なるため、使用用途や予算などを考慮したうえで、自分に最適なものを選ぶとよいでしょう。
本記事を参考に、満足のいくオフィスチェア選びを実現してください。
Mr.chairsのサイトでは、新しいチェアのモデルが出るたびに、記事をどんどん更新していきます!定期的にチェックしてくれたらうれしいです◎
なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、さまざまなオフィスチェアを幅広く紹介しています。今回紹介したチェア以外にもたくさん比較して検討したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね◎
\ 今すぐ使用感をチェック! /
あわせて、LINEを登録してくれた人に、僕が使っているデスク周りのアイテムの資料やチェア購入時に参考になる資料などを配布しています。ちょっとした疑問もLINEで気軽に聞いてくださいね◎
商品名 | 価格帯 | メリット | デメリット | おすすめできる人 |
---|---|---|---|---|
ITOKI サリダチェア YL7R | 2万円台 | 背もたれ半分までフレームをつけ、ファブリック素材を落とし込むことで、ランバーサポートの存在感を限りなく消している 背もたれは2つのメッシュ素材を重ねた仕様になっていて、適度な弾力とファブリック素材の柔らかさがある | オールブラックなのでカラーバリエーションを楽しみたい人には不向き | 身長165cm以上の人 おもに後傾姿勢でデスクワークする人 はじめてオフィスチェアを利用する人 |
エイリアンチェアプロ | 3万円台 | 3万円台で購入できるのにもかかわらず、リクライニング時にアームレストがついてくる仕様になっている | 身長160cm未満の人だと、座面が深すぎると感じる可能性がある | 身長165cm以上の人 後傾姿勢の作業(モニターワーク)がメインな人 在宅ワークの人でフットレストを使ってリラックスしたい人 |
Rasical Chair Elite | ブラック:7万円台 ホワイトグレー:8万円台 | 小柄な人でもランバーサポートを感じながら座れる 1本のレバー操作で座りながら自分の好みの座面に調整できる 7Dアームレストでどんな体勢でも安楽な姿勢をとれる | 後傾向きのチェアのため、常に前傾姿勢で作業する場合は、前傾サポートが手厚いチェアを選んだほうがよい | 予算10万円でセパレート型メッシュチェアを求めている人 おもに後傾姿勢で作業をする在宅のクリエイターやエンジニア 小柄な体型でセパレート型のメッシュチェアを探していた人 |
オカムラシルフィー | 11万円台 | バックカーブアジャスト機構により、細身の人でも大柄の人でも、体の丸みに合わせて、背もたれのカーブをフィットさせられる 座面を手前に10度傾けられる前傾チルト機構が採用されているため、前かがみでも背もたれと体が離れづらく、前傾作業に集中できる | 前傾姿勢での作業をしない人は、前傾姿勢機能が活かせないため他のチェアを選んだほうがよい | 前傾姿勢での作業時間が長いデスクワーカー・イラストレーター イスとデスクの高さ調節がしやすいチェアを探している人 |
SIHOO DORO C500 | 13万円台 | 弾性プレートの採用により、リクライニングを戻すときに腹筋の力がほとんどいらない ランバーサポートに遊びがついているため、腰のサポートの位置がずれない状態でリクライニングができる アームレストを直感的に操作できるため、自分のやりたい作業に合わせて簡単にセッティングできる | クリック式のアームレストに慣れる練習が必要 | スマホゲームや読書が好きな人 リモートワークや座り作業が長い人 メッシュ素材のチェアを求めている人 |
エルゴヒューマンプロ2オットマン | 13万円台 | 左手下のレバーを手前に傾けて、1回リクライニングするだけで背もたれと座面を前傾に倒せる リクライニングの反発力を好みの硬さに調整できる | メッシュ素材で座面の横の部分がフレームになっているため、あぐら姿勢をかくと圧迫感や痛みを感じてしまう可能性がある | セパレート型のチェアが欲しいけど前傾作業もしたい人 すでにエルゴヒューマンを持っていて買い替えたい人 |
スチールケースジェスチャー | 18万円台 | アームレストを立体的(360度)に調節できるため、自分の理想とする位置に肘をおいた状態でゲームや作業ができる ライブバック機構により、S字ラインをきれいに保ちつつリクライニングができ、体へのフィット感が高まる仕様になっている | 肘の位置にこだわりがない人やアームレストを活用しない人は、アームレストの機能を十分に発揮できない | スマートフォンを使用して仕事をする人 ファブリック素材のチェアを求めている人 |
アーロンチェアリマスタード | 20万円台 | 座面と背もたれの合計8箇所で、メッシュの硬さを変えているため、気持ちよく座れる 人間の動きに合わせてイスが動くため、背中の上げ下げをしても姿勢が崩れにくい | フットレストやヘッドレストがついていないため、リクライニングをしての作業やリラックスがしづらい | 仕事に使うイスに妥協したくない人 前傾・後傾姿勢とマルチな体勢で仕事をする人 アーロンチェアに憧れがある人 |