「ゲーミングチェアが必要なのか迷っている」
「買って後悔しないか心配で購入に踏み切れない…」
「普通の椅子やオフィスチェアのほうがいいかも…」
ゲーミングチェアに魅力を感じていたけれど、いざ調べてみると「いらない」という意見もあって、不安になっている人もいるのではないでしょうか?
結論からいうと、おすすめポイントもありますが、人によっては合わない可能性も確かにあります。
本当にゲーミングチェアを買うべきなのか、ポイントを押さえてしっかり見極めることが大切です◎
そこで本記事では、ゲーミングチェアとオフィスチェアであわせて50脚以上に座って比較してきた僕が、以下の内容を詳しくご紹介します!
- あなたにぴったりなチェアの選び方
- ゲーミングチェアがいらない人の特徴
- ゲーミングチェアのおすすめポイント
- 迷ったときの対処法
- 後悔しない選び方のコツ
ゲーミングチェアを買うべきか悩んでいる人や、チェア選びを失敗したくない人には、とくにおすすめな内容となっています。
この記事を最後まで読めば悩みがすっきり解決して、どうすべきか判断できるでしょう。
なお、30脚以上を持っている椅子好きオタクがおすすめするゲーミングチェアについては、関連記事「【全商品動画レビュー付】ゲーミングチェアおすすめ11選!厳選アイテムをプロが徹底解説」で紹介しています。
いろいろな商品の詳細な仕様を見比べてから、いらないかどうかを悩むのもアリですよ。
【結論】ゲーミングチェアがいらないかどうかは自分のニーズ次第
ゲーミングチェアを購入して「いらない」と言っている人のほとんどは、選び方を間違えています。
どんなチェアでも、自分に合っている商品を選べば「いらない」と思うことはまずありません。
まずはフローチャートを活用して、自分がゲーミングチェア向きかチェックしてみましょう◎
また、一言にゲーミングチェアといっても、それぞれのメーカーが独自のこだわりで、個性あふれる商品をリリースしています。
ゲームをする・しないに関係なく、自分が「重視したいポイント」と「商品の特徴」がマッチしているかどうかで、購入する商品を選びましょう。
ゲーミングチェアがいらない人の特徴3選
ゲーミングチェアがいらない人の特徴を3つ紹介します。
- 安くてコストパフォーマンスの高い椅子がほしい
- 机に向かって長時間作業する
- 部屋のインテリアにこだわりがある
ひとつずつ詳しく解説します。
1.安くてコストパフォーマンスの高い椅子がほしい
安さとコストパフォーマンスの高さにこだわりたい人には、ゲーミングチェアよりもオフィスチェアのほうがおすすめです。
オフィスチェアは、ゲーミングチェアよりも多くのメーカーが競合しているため、安価でも保証の手厚い商品が販売されています。
また、中古市場もオフィスチェアのほうが潤っているため、10万円以上の商品が新品の7割~半額近い値段で販売されていることも。
中古が気にならなければ、同じ予算でよりハイクオリティな商品が買えますよ◎
とはいえ「ゲーミングチェアのコストパフォーマンスが悪い」というわけでは決してありません。
関連記事「【コスパ最強】安いのに失敗しないゲーミングチェア5選!プロの愛好家がおすすめ商品を徹底解説」では、合計50脚以上に座って比較してきた椅子マニアの目線で、コスパの高いゲーミングチェアを紹介しています。
ぜひあわせてチェックしてみてください。
2.机に向かって長時間作業をする
ゲーミングチェアは、机に向かって作業をする時間が長い人には、あまり向いていないでしょう。
基本的にゲーミングチェアの構造は後傾姿勢で作られているので、前のめりの姿勢をキープしようとすると、背もたれから体が離れてしまいサポートが受けられません。
したがって、勉強や絵を描くといった目的で使う人や前のめりでゲームをする人は選択肢が限られます。商品名でいうと、AIMchairやE-WIN D9があてはまります。
なお、正しい姿勢をキープすることを優先するなら、オフィスチェアのほうがおすすめです。
ゲーミングチェアはリラックスすることを重視しており、背もたれと座面が一体型でリクライニングする仕様のロッキング機能(体の動きにあわせて背もたれと座面が動く機能)を採用しています。
上体を後ろに倒したときに足が浮いてしまうので、仕事では使いにくく感じる場面もあるでしょう。
一方、シンクロロッキングという機能がついたオフィスチェアは、もたれかかっても脚が浮かないので、仕事でも気持ちよく使えます。
リクライニングの角度に対して、ゆるやかに座面の角度を調整してくれる機能
それぞれの目的に合わせて、最適な商品を選びましょう◎
3.部屋のインテリアにこだわりがある
インテリアにこだわる人には、ゲーミングチェアはおすすめできないかもしれません。
ゲーミングチェアは見た目のインパクトが強い商品が多いため、いざ家に届いてみると「合わない」という印象を抱く人もいるようです。思っているよりサイズが大きくて、部屋が狭くなったと感じることもあるでしょう。
実際に部屋に置いたときのことを、しっかりイメージしておきましょう◎
なお、藤沢工業さんのウィステリア・フリーダムチェアは、ゲーミングチェアなのに小柄でインテリアにも合わせやすいカラーを採用しています。
ぜひ関連動画「【神コスパ】このゲーミングチェア…ガチでおすすめ‼️|比較レビュー/ウィステリア・フリーダムチェアvs AKRACING vs DOWINX」でサイズ感やデザインを確認してみてくださいね◎
「いらない」と思っている人に伝えたいゲーミングチェアのおすすめポイント5つ
ゲーミングチェアのおすすめポイントは、以下の5つです。
- ゲームの大会と同じ環境でプレイできる
- 近未来的な見た目でデザイン性が高い
- 手が届く価格で最高峰の商品が買える
- 体をゆったりとあずけられる
- リラックスに特化したロッキング機能がついている
ひとつずつ、詳しく解説します。
1.ゲームの大会と同じ環境でプレイができる
ランク上位を狙って毎日ゲームをしたり、ときには大会に出場したりするゲーマーには、ゲーミングチェアがおすすめです。
自宅でもeスポーツの大会で使われているものと同じ椅子に座ってプレイできます。
代表的なメーカーは以下の通りです。
積極的に大会に協賛しており、eスポーツ業界の発展に貢献しているのも好感が持てます。
仕事終わりに長時間のゲームをしても腕や腰の疲れを感じにくいのもGoodポイントですよ◎
日々の練習による疲労軽減や大会での集中力を高めたい方は、ぜひゲーミングチェアを検討してみてください。
2.近未来的な見た目でデザイン性が高い
近来的なデザイン性の高さは、ゲーミングチェアならではの魅力でしょう。
ベースの色に黒を採用しているチェアが多いですが、差し色はインパクトの強い蛍光色が多く、ベースカラーとのコントラストが特徴的です。
一部のメーカーからはホワイトカラーをベースにしたものやさまざまなカラーを使ったものも発売されています。
豊富なカラーから選択したい方はAKRacing・DXRacerなど王道メーカーから商品を探してみるといいでしょう。
「見た目が好みかどうか」というのも、チェアを選ぶうえで大切な要素です◎
一方で、優しい色合いのファブリック素材だと、部屋のインテリアにマッチしやすいでしょう。
なかでもウィステリア・フリーダムチェアは、リビングやプライベートルームに馴染みやすいように、サイズや色にもこだわって作られています。
ゲーミングチェアがほしいけどインテリアもゆずれない方には、とくにおすすめの商品ですよ。
3.手が届く価格で最高峰の商品が買える
メーカー最上位の商品でも手が届きやすい価格であることは、ゲーミングチェアの魅力のひとつです。
ゲーミングチェア | オフィスチェア | |
---|---|---|
予算 | 2~8万円 | 2~20万円 |
保証期間 | 長くても3年ほど | 最長10年以上 |
ゲーミングチェア | オフィスチェア | |
---|---|---|
予算 | 2~8万円 | 2~20万円 |
保証期間 | 長くても3年ほど | 最長10年以上 |
オフィスチェアだと高い商品であれば20万円を超えますが、ゲーミングチェアであれば、大体2~8万円の予算で購入できます。
もちろん保証期間や耐用年数の違いはありますが、高級感は高価格帯のオフィスチェアと比較しても、それほど見劣りしません。
「そのメーカーで1番いい商品を買う」というのは、個人的にはロマンを感じるポイントです◎
業界最高峰クラスの商品でも手が届きやすい親しみやすさは、ゲーミングチェアならではでしょう。
4.体をゆったりとあずけられる
ゲーミングチェアは、ゆったりとリラックスした姿勢で座れるように、頭や首までサポートしてくれるバケットシート構造になっています。
- 背もたれや座面の縁が高くなっている構造のシート
- 体がすっぽり包み込まれるような感覚で座れることが特徴
体をあずけてゲームや作業をしたり、ラフな姿勢で座ったりするのに向いています。
リラックスした状態を保てるので、同じ姿勢で長時間座る用途に向いています。
座りながら姿勢をくずせる自由度の高さは、ゲーミングチェアならではの魅力です。
同じ姿勢でずっと作業をする人であれば、ゲーミングチェアはおすすめですよ◎
5.リラックスに特化したロッキング機能がついている
ゲーミングチェアのロッキング機能(体の動きにあわせて背もたれと座面が動く機能)は、リラックスすることを重視して設計されています。
採用されている機構は、背もたれと座面が一緒に動く「背座一体ロッキング」といわれるものです。足が宙に浮いた状態でゆらゆらできるため、ゆりかごに乗っているような気分を味わえます。
椅子の上で仮眠をとったり、リラックスして過ごしたりするのに最適です◎
ゲーミングチェアのおすすめポイントに魅力を感じる方は、ぜひ関連記事「【全商品動画レビュー付】ゲーミングチェアおすすめ11選!厳選アイテムをプロが徹底解説」でいろいろなチェアを比較検討してみてください。
ゲーミングチェアはいらないかも?と迷ったときの3つの対処法
ゲーミングチェアを買うべきか迷ったときにおすすめの対処法を、3つご紹介します。
- 実際に試座してみる
- 口コミやレビュー動画を詳しく見てみる
- オフィスチェアも検討してみる
ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
1.実際に試座してみる
気になる商品を販売している店舗が近くにあれば、実際に見に行って試座してみるのがおすすめです。
とくに大きさや座り心地、見た目の印象などは、画面だけではよくわからない場合もあります。
公式サイトに販売店や試座できる場所が紹介されているので、気になる商品があればチェックしてみてください。
メーカー | サイト |
---|---|
AKRacing | AKRacingが試座できる店舗を探す |
DXRacer | DXRacerが試座できる店舗を探す |
AIMchair | AIMchairが試座できる店舗を探す |
Secretlab | Secretlabの試座動画を見てみる |
メーカー | サイト |
---|---|
AKRacing | AKRacingが試座できる店舗を探す |
DXRacer | DXRacerが試座できる店舗を探す |
AIMchair | AIMchairが試座できる店舗を探す |
Secretlab | Secretlabの試座動画を見てみる |
数年前と比べると、ゲーミングチェアを販売している実店舗はかなり増えてきた印象です◎
ただし、店舗によって取り扱いの有無が異なっていたり、売り切れになっていたりする可能性もあるので、心配な方は事前に確認することをおすすめします。
2.口コミやレビュー動画を詳しく見てみる
実際に試座することが難しい場合は、口コミやレビュー動画を参考にしましょう。
とくにレビュー動画は、写真や文章だけではわからない細かいポイントまでチェックできるので、ぜひ活用してみてください。
動きのスムーズさや見た目の印象など、本物と近い形で見ることができますよ◎
迷ったときは、体格の近い人、求めている商品のイメージが近い人の意見を重視すると、失敗が少なくなります。
なお、Mr.ChairsのYouTubeチャンネルでは、実際に使ったゲーミングチェアの特徴や、それぞれの商品の比較レビューを、動画で詳しく紹介しています。いろいろ動かしている様子を見てから比較検討して、後悔のない選択をしましょう。
\ 今すぐ使用感をチェック! /
3.オフィスチェアも検討してみる
ゲーミングチェアの購入を迷ったときは、オフィスチェアを検討してみるのもひとつの手段です。
オフィスチェアは歴史が長く、製造メーカーも多いため、商品のバリエーションがたくさんあります。
ゲーミングチェアでしっくりこなくても、オフィスチェアならぴったりの商品が見つかるかもしれません◎
ゲーミングチェアだけにこだわりすぎず、自分のニーズや求めるチェアのイメージをもとに、最適な商品を見つけてください。
「ゲーミングチェアはいらない」を避ける商品選定のポイント3選
後悔しないために重視したいゲーミングチェアのポイントは、以下の3つです。
- 素材ごとの特徴を知る
- 自分に最適な座面の高さをチェックする
- 付属パーツにも注目する
ひとつずつ、詳しく解説します。
1.素材ごとの特徴を知る
ゲーミングチェアを選ぶときは、素材ごとの特徴を把握しておくことが大切です。
素材 | 通気性 | 選択肢の多さ |
---|---|---|
レザー | 低い | 多い |
ファブリック | 中間 | そこそこ |
メッシュ | 高い | 少ない |
素材 | 通気性 | 選択肢の多さ |
---|---|---|
レザー | 低い | 多い |
ファブリック | 中間 | そこそこ |
メッシュ | 高い | 少ない |
レザーは最も定番の素材で、ゲーミングチェアらしい見た目をしていますが、通気性は期待できないものがほとんどです。
蒸れにくさを最重視するなら、メッシュ素材を選びましょう。ただし、採用しているゲーミングチェア自体が少ないので、商品の選択肢が限られます。
蒸れにくさはメッシュにかないませんが、デザインやコストとのバランスをとるなら、ファブリック素材の商品から探すといいですよ◎
なお「とくに通気性の高いゲーミングチェアにこだわりたい」という方には、DXRacer のAIR PRO V2 をおすすめします。
こちらの椅子は、背もたれだけでなく座面もすべてメッシュ素材が採用されているので、汗かきの方にはうってつけの商品ですよ。
2.自分に最適な座面の高さをチェックする
商品選びで後悔しないためにも、自分に最適な座面の高さを知っておきましょう。
適切な座面の高さ(㎝)=身長(㎝)×0.25(+2~3㎝ゆとりを見てもよい)
具体的には、シートの高さが42㎝前後になる椅子を選ぶと、失敗が少ないです。
小柄な人は、足元に置くタイプのフットレストで高さを調整するといいですよ◎
ただし、机の高さによっては適切な座面の高さでも違和感を感じることも…。したがって、昇降幅には余裕を見ておいたほうが良いでしょう。
また商品によっては、座面の下端から地面までの距離を「座面の高さ」としているケースもあるので注意してください。
使っている机との相性も考えて、自分にとって最適な座面の高さを知っておきましょう。
3.付属パーツにも注目する
ゲーミングチェアを選ぶうえでは、付属パーツにこだわるのも、満足度を左右する大切なポイントです。
名称 | サポートする部位 |
---|---|
ヘッドレスト | 首・頭部 |
ランバーサポート(腰あて) | 背骨・腰 |
オットマン(フットレスト) | ふくらはぎ・脚 |
アームレスト | 腕・手首 |
名称 | サポートする部位 |
---|---|
ヘッドレスト | 首・頭部 |
ランバーサポート(腰あて) | 背骨・腰 |
オットマン(フットレスト) | ふくらはぎ・脚 |
アームレスト | 腕・手首 |
それぞれの素材や固さ、調整幅など、パーツ自体の特徴にも注目することが大切です。とくにアームレストは見落としがちなポイントなので、忘れないようにチェックしておきましょう。
なお、安価なチェアはクオリティに注意が必要です。
2万円台で全部のパーツが付属している場合は、チープなつくりになっていることが多いので、レビューなどで入念に下調べすることをおすすめします◎
とはいえ、膨大な商品のなかから、自分に最適なゲーミングチェアを見つけ出すのはなかなか難しいかもしれません。
関連記事「【全商品動画レビュー付】ゲーミングチェアおすすめ11選!厳選アイテムをプロが徹底解説」では、椅子マニアの僕が厳選したおすすめ商品をレビュー動画付きで紹介しています。
予算・素材・メーカーならではのこだわりなど、幅広い特徴の商品をチョイスしているので、ぜひ商品を選ぶ際の参考にしてくださいね。
ぜひ本記事を参考に、ゲーミングチェアの特性を理解して、自宅で過ごす時間の質が高まる選択をしてくださいね◎