「RESTIVA-02の使用感を知りたい」
「ほかの低身長向けのチェアとの違いは?」
「RESTIVA-02を買っても大丈夫かな…」
RESTIVA-02は、低身長の人向けのオフィスチェアです。身長の低い人に適した座面やヘッドレストが採用されており、長時間作業しても膝裏や首に負担が少ないのが特徴です。
一方で、RESTIVA-02の実際の使用感が気になり、購入しようか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、50脚以上の高機能チェアを試した僕が、以下の内容を紹介します。
- RESTIVA-02の特徴
- おすすめできる人・できない人
- あわせて比較検討したいオフィスチェア
ぜひ最後まで読み、RESTIVA-02の購入を検討する際の判断材料にしてみてください◎
RESTIVA-02の概要を解説!
RESTIVA-02は、オフィス家具ECサイトの最大手「オフィスコム」から販売されている、低身長の人向けのオフィスチェアです。3万円未満と手に取りやすい価格になっています。
商品名は、休息を意味する「Rest」と、活力を意味する「Viva」を組み合わせています。
商品名 | RESTIVA-02 |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 41.5cm〜47.5cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分~座面の先端) | 46.5cm(公式) (40cm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 48.5cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 3D |
座面スライド機能付きで、独立型ランバーサポートを採用しています。カラーは、オールブラックとグレーの2色が展開されています。




低身長向けで、手に取りやすい価格のオフィスチェアを探している人におすすめの一脚です◎
RESTIVA-02の6つの特徴を徹底レビュー



ここでは、RESTIVA-02に実際に座って感じた特徴について詳しく解説していきます。
- 座面の高さ・奥行きが低身長向けにカスタマイズされている
- 独立型ランバーサポートが採用されている
- アームレストは3Dモデルになっている
- シンクロロッキングが採用されている
- 低身長の人向けのヘッドレスト機能が採用されている
- ボディーフレームと脚部のカラーが統一されている
それぞれ見ていきましょう。
1.座面の高さ・奥行きが低身長向けにカスタマイズされている



RESTIVA-02の座面の高さや奥行きのサイズは、低身長の人向けにカスタマイズされています。
- 座面の高さ:41.5〜47.5cm
- 座面の奥行き:46.5cm
実際に座れる座面の深さ(背あたりから座前までの距離)については、約40cmあります。




身長150cm台の人でも、膝裏への圧迫感が少ない状態で座れるでしょう◎



背もたれにはメッシュが使われており、素材はモチっとした触り心地になっています。また、ラバーのような感触がありながら、座ったときに蒸れにくくなっているのが特徴です。
座面のクッションにはモールドウレタンが使用されていて、座ったときに体が安定しやすい形状になっています。
2.独立型ランバーサポートが採用されている
RESTIVA-02には、背もたれの部分が分離している、独立型ランバーサポートが採用されています。



ランバーサポートの高さだけを調節できるレバーがついていて、無段階で上下3cmの調整が可能です。







低身長の人でも、ランバーサポートの位置をフィットさせられるような仕様になっています◎
3.アームレストは3Dモデルになっている



RESTIVA-02のアームレストには、3Dモデルが採用されていて、上下と前後、内側・外側に調節できます。
- 内側・外側:15度
- 上下:6cm
- 前後:3.5cm
なお、座面とアームレストを一番下にしたときの高さは約57cmになり、マックスまで上げると約69cmになります。
デスクが70cm〜72cmの場合は、アームレストの位置をフラットにして使うのは難しいでしょう。







RESTIVA-02を使用する場合は、昇降デスクと合わせて利用するのがおすすめです◎
4.シンクロロッキングが採用されている
RESTIVA-02には「シンクロロッキング」が採用されていて、座面の下のノブを回すとリクライニングの硬さを調節できます。



リクライニングについては、125度まで倒せます。ロック機能もついていて、以下の3段階で位置を固定できます。
- 105度
- 115度
- 125度




背もたれにもたれたときに座面が上がりすぎない仕様のため、リクライニング時でも作業しやすくなっています◎
5.低身長の人向けのヘッドレスト機能が採用されている
RESTIVA-02では、身長が低い人向けのヘッドレストが採用されていて、全部で3個所の調整ができます。



とくに、首の根元の部分の軸については、根本からグーッと下に下げられる仕様になっています。そのため、低身長の人で頭の位置が低くなってしまう場合でも、ヘッドレストをしっかりと活用できます。







身長が低めの人を、しっかりとフォローアップするためにできたチェアです◎
6.ボディーフレームと脚部のカラーが統一されている
ボディーフレームと脚部のカラーが統一されているのも、RESTIVA-02の特徴のひとつです。
カラーは、以下の2色が展開されています。
- オールブラック
- グレー



フレームはナイロン製で、ストレート形状になっています。




脚部はボディーフレームの色と統一されているため、お部屋のインテリアに合わせて選ぶのがおすすめです◎
RESTIVA-02のレビューを踏まえておすすめできる人の特徴



RESTIVA-02は、以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
- 身長160cm未満の人
- デスクに向かうことが多い学生
- 手頃な価格で低身長向けのオフィスチェアが欲しい人
RESTIVA-02は、低身長向けのチェアで、身長が低めの人が長時間作業をしても負担が少なくなるように作られています。




価格が3万円未満のRESTIVA-02は、低身長の人にとってのスタンダードチェアになってくるでしょう◎
RESTIVA-02のレビューを踏まえておすすめできない人の特徴



RESTIVA-02は、身長165cm以上の人にはおすすめできません。とくに、身長が170cmある場合は、快適に使えない可能性が高いです。




身長169cmの場合、頭を後ろにするとヘッドレストのフレームの部分が後頭部に当たってしまいます。
身長が165cm以上ある場合は、オフィスコムの「YS-1」や「AE-1」を検討するのがおすすめです◎
RESTIVA-02とあわせて検討したいオフィスチェア4選



ここでは、RESTIVA-02とあわせて比較検討してみてほしいオフィスチェアを4つ紹介します。
商品名 | 背面 | 座面 | 座面の高さ | 座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 座面の横幅 | 座面の前後調節 | ヘッドレスト | ランバーサポート | フットレスト | アームレスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オフィスコム YS-1 | メッシュor ファブリック | モールドウレタン | 44cm〜54cm | 47cm (43cm) | 50cm | なし | 3D | |||
オフィスコム AE-1 | メッシュ | モールドウレタン | 43.5cm〜53.5cm | 51cm | 51cm | なし | 4D | |||
ラビットチェア | モールドウレタン | モールドウレタン | 38cm〜46cm | 43cm | 43cm | なし | なし | 2D | ||
TOKIO FST-88 | ウレタンフォーム | モールドウレタン | 40cm〜49cm | 44cm | 45cm | なし | なし | なし | オプション |
それぞれ見ていきましょう。
1.オフィスコム YS-1



商品名 | オフィスコム YS-1 |
---|---|
背面 | メッシュorファブリック |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 44cm〜54cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 47cm(公式) (43cm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 50cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 3D |
YS-1は、オフィスコムから販売されているワークチェアで、背面がメッシュのものと、ファブリック素材のものがあります。
メッシュは目が荒く、ザラザラした感じがあまりなく、滑らかな触り心地になっています。ファブリック素材は、ソファーに使われるような素材感で、少し毛羽立ちのある布が使われているのが特徴です。
YS-1には、3Dアームレストが採用されており、リクライニングはMAX130度まで倒せます。




リモートワークを始めた女性や、初めて学習用の椅子を買う大学生におすすめの一脚です◎
詳細は関連動画「【コスパ最強】オフィスコムYS-1…これが2万円台のオフィスチェア⁉︎【ニトリ椅子と比較レビュー】」を参考にしてみてくださいね。
2.オフィスコム AE-1



商品名 | オフィスコム AE-1 |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 43.5cm〜53.5cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分~座面の先端き) | 51cm |
座面の横幅 | 51cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 4D |
AE-1も、オフィスコムから販売されているオフィスチェアです。さまざまな調整機能がついていて、自分の好みにあわせてセッティングしやすいという特徴があります。
ランバーサポートについては上下方向に9段階の調整が可能で、リクライニングは107度から128度まで7度ずつ傾けて固定できます。
4Dアームレストが採用されていて、高さや前後、左右の角度調節などが可能です。




AE−1は、自宅でパートナーとリモートワークをするサラリーマンにおすすめしたい一脚です◎
詳細は関連動画「【オフィスコムAE-1vsオフィスコムYS-1】コスパ最強オフィスチェア!新モデル比較」を参考にしてみてくださいね。
3.ラビットチェア



商品名 | ラビットチェア |
---|---|
背面 | モールドウレタン |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 38cm〜46cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分~座面の先端) | 43cm |
座面の横幅 | 43cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | なし |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 2D |
ラビットチェアは、15万点以上の商品を扱うオフィス家具ECサイト「LOOKIT」が販売しているチェアです。
子どもの学習椅子用だけでなく、身長が低い大人用のオフィスチェアとしても使えます。
縦にセパレートされた背もたれが採用されていて、背中全体にピタっとくっついてくれるようなフィット感があります。
カラーは、ブルー・ピンク・ブラック・グレーの4色が展開されています。




小学生や、小柄な体型に合うオフィスチェアを探している人におすすめの一脚です◎
詳細は関連動画「【コスパ最強の学習椅子】おすすめ低身長オフィスチェア「ラビットチェア」」を参考にしてみてくださいね。
4.TOKIO FST-88



商品名 | TOKIO FST-88 |
---|---|
背面 | ウレタンフォーム |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 40cm〜49cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分~座面の先端) | 44cm |
座面の横幅 | 45cm |
座面の前後調節 | なし |
ヘッドレスト | なし |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | オプション |
TOKIO FST-88は、藤沢工業が販売しているオフィスチェアで、独自開発された体圧分散クッションが採用されています。
座ったときに圧力がかかりやすい場所に合わせて形状を変えてくれるため、座ったときに負担を感じにくくなっています。
また、背もたれと座面の間に収納がついており、スマートフォンやエアコンのリモコンなどを入れられる仕様になっています。




スマホばかりいじってしまう学生や、学習机に収納できる椅子を探している人におすすめの一脚です◎
詳細は関連動画「【スマホ中毒者にコレ】自宅の勉強机に入るオフィスチェア。TOKIO体圧分散シリーズ|FST vs無印」を参考にしてみてくださいね。
ぜひ、本記事を参考に、RESTIVA-02 の購入を検討してみてください◎