「RESTIVA-01を実際に利用した感じを知りたい」
「3万円台で購入できるチェアって大丈夫なの?」
「メッシュ素材でも大丈夫だろうか?」
RESTIVA-01はセパレート型(座面と背もたれが別々になっている仕様)を採用したフルメッシュチェアです。
3万円台で購入できるオフィスチェアでありながら、調整できる箇所が多く機能性に優れています。予算を抑えつつ、自分好みのチェアにカスタマイズしたいと考えている人におすすめできる一脚です。
一方で、実際の使用感を知ってからではないと、購入に踏み切れないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では100脚以上の高機能チェアを試した僕が、以下の内容を紹介します。
- RESTIVA-01の特徴
- RESTIVA-01をおすすめできる人・できない人
- あわせて比較検討したいオフィスチェア
ぜひ最後まで読み、RESTIVA-01の購入時の判断材料にしてみてください。
RESTIVA-01の概要をサクッと解説!
RESTIVA-01は、日本最大級のオフィス家具ECサイト「オフィスコム」が展開する自社ブランド製品のひとつです。
オフィスコムさんでは、オフィスチェアをはじめとした、デスク周りの商品を取り扱っています。さまざまなニーズに応えられるように、商品点数やラインナップが豊富なのも特徴のひとつです。
くわえて、オフィスチェアに関しては、約2,500円ほどでチェアの組立サービスを追加できます。イスを組み立てる手間を省きたい人や女性の人におすすめです(サービス対象外の地域もあります)。
RESTIVA-01のスペックは以下の通りです。
商品名 | RESTIVA-01 |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | メッシュ |
座面の高さ | 45cm〜54cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分~座面の先端) | 50㎝(公式) (約42〜43cm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 53㎝ |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | メッシュ |
アームレスト | 3D |
RESTIVA-01のメッシュの肌さわりは、ラバー感があるモチモチとした質感です。
また、チェア全体がメッシュ素材であるため、蒸れを予防しつつ作業をしたいと考えている人におすすめできます。




全国に10店舗以上のショールームを展開しており、実際に試座できるのもうれしい点といえるでしょう◎



RESTIVA-01の7つの特徴を徹底レビュー



ここでは、RESTIVA-01に実際に座って感じた特徴について詳しく解説していきます。
- もちもちした質感のメッシュ素材で蒸れにくい
- 体格にあわせて座面を前後にスライドできる
- ランバーサポートを6段階上下に動かすことができる
- デスクに合わせてアームレストを調節できる
- リクライニングにあわせて座面が傾くシンクロロッキングを搭載している
- ヘッドレストは3箇所で調節できる
- フットレストまでメッシュでデザインに統一感がある
それぞれ、見ていきましょう。
1.もちもちした質感のメッシュ素材で蒸れにくい



RESTIVA-01のメッシュ素材は、柔らかな縦糸と適度にハリのある横糸を織りこんでいます。そのため、ラバー感があるもちもちと吸い付くような感触があります。
頭・背中・座面にメッシュ素材を使用しているため、長時間座っていても蒸れにくく、オールシーズンさわやかに過ごせるでしょう。




カラーはブラックとグレーの2色を展開しています◎
2.体格にあわせて座面を前後にスライドできる



RESTIVA-01の座面の高さ・奥行き・座幅は、以下のとおりです。
- 座面の高さ:45~54㎝
- 座面の奥行き:50㎝
- 座幅:53㎝
座面の実際に座れる奥行き(背あたりから座先までの距離)については、約42~43㎝です(Mr.Chairs実測)。




身長が163㎝以上180㎝未満の人なら問題なく利用できるでしょう◎



なお、RESTIVA-01の座面は、ボタンひとつで前後5㎝スライドできます。
座面の実際に座れる奥行きが42~43㎝で狭く感じる人は、身長や体格にあわせて座面をスライドさせると膝裏に圧迫感なく座ることができるでしょう。
3.ランバーサポートを6段階上下に動かすことができる
RESTIVA-01の背もたれとランバーサポートは、上下に6段階(6㎝)の高さ調整ができます。そのため、背の高い人でも心地よい位置にフィットさせることができるでしょう。



また、ランバーサポートの丸みの角度が控えめの形状であるため、腰への圧迫がやさしい仕様になっています。







「セパレート型のチェアが良いけど、腰の押し具合はソフトがいい」という人におすすめです◎
4.デスクに合わせてアームレストを調節できる



RESTIVA-01のアームレストは、上下・前後・角度を調整できる3D仕様です。
- 上下:6㎝
- 前後:3.5㎝
- 左右:15°
なお、RESTIVA-01の座面とアームレストを一番低くすると床から約63~64㎝、一番高くすると床から約77~78㎝になります。
購入を検討する際は、デスクの高さがアームレストの調節幅(63~78㎝)におさまっているかを確認することをおすすめします。




RESTIVA-01のアームレストは、リクライニングとは連動しないモデルです。
5.リクライニングにあわせて座面が傾くシンクロロッキングを搭載している
RESTIVA-01の座面下のレバーを外側に引くと、体の動きにあわせてリクライニングすることができます。反対に、レバーを座面側に押し込むと3段階(95°・105°・115°)で角度を固定できます。







簡単な操作でオン・オフの切り替えが可能です◎
また、RESTIVA-01では、座面下のノブを回すことでリクライニングの硬さの調節ができます。自分の体重のかけ方にあう心地よい反発力に調整すれば、チェアとの一体感を得られるでしょう。



リクライニングにあわせて座面が一定の割合で傾くシンクロロッキング機能を採用しているのも、RESTIVA-01の特徴のひとつです。
低価格帯のチェアのなかには、座面との連動がぎこちなく「カタカタ」と感じるものもありますが、RESTIVA-01であれば自然なリクライニングで快適な体験を得られるでしょう。
6.ヘッドレストは3箇所で調節できる



RESTIVA-01には、角度と高さの調節ができるヘッドレストが採用されています。
- 角度:背もたれとの接続部分(根本部分)とヘッドレストの接続部分で調節
- 高さ:ヘッドレストの接続部分で調節
ヘッドレストは上から強く押すと高さが動いてしまいますが、適正な位置に調節してあれば、利用中に動くことはないでしょう。




3箇所で調整できるため、身長や首の長さにあわせて柔軟に対応できます◎



なお、RESTIVA-01のヘッドレストの背面には、ジャケットハンガーがついています。
作業中に温度調節ができるものを近くに置いておけるチェアが良いと考えている人には、うれしい仕様といえるでしょう。
7.フットレストまでメッシュでデザインに統一感がある
RESTIVA-01は、フットレストにもメッシュ素材を採用しています。デザインに統一感があり、なおかつ蒸れ対策も万全なチェアです。



フットレスト(幅35㎝×奥行23㎝)は座面下に収納されており、リラックスしたいときに簡単にセッティングできるようになっています。




フットレストのフレーム部分にかかとがあたってしまう場合があるのが残念なポイントです。



なお、フットレストを引き出す長さを調整すれば、あぐら姿勢を取ることができます(推奨される座り方ではないため参考程度にとどめてください)。
RESTIVA-01のレビューを踏まえておすすめできる人の特徴



RESTIVA-01は、以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
- 蒸れが苦手で通気性を重視したチェアが欲しい人
- プログラマーやエンジニアなど長時間のデスクーワークをする人
- 身長が163~165㎝以上、170〜180㎝未満の人
RESTIVA-01は調整できる箇所が多く、自分の体にフィットさせて作業効率を向上できるようにチェアをカスタマイズできます。
また、自分の心地いい角度にリクライニングを固定できる機構や、熱がこもりにくいメッシュ素材のおかげで、快適な作業環境をつくることも可能です。




「予算を抑えつつ自分好みのチェアにカスタマイズしたい」と考えている人におすすめのチェアといえるでしょう◎



RESTIVA-01のレビューを見ておすすめできない人の特徴



RESTIVA-01がおすすめできない人の特徴は以下の通りです。
- 前傾姿勢や足を組むなどラフな姿勢で作業をする人
- メッシュ素材が苦手な人
RESTIVA-01では、座面の前の部分が少し硬くなっています。そのため、前傾姿勢や足を組んだ姿勢で作業をすると膝裏に当たりを感じてしまう場合があります。







前傾姿勢での作業が多い場合は、座面がクッションのチェアを検討してみるとよいでしょう◎
RESTIVA-01とあわせて比較検討したいオフィスチェア4選



ここでは、RESTIVA-01とあわせて比較検討してみてほしいオフィスチェアを4つ紹介します。
商品名 | 背面 | 座面 | 座面の高さ | 座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 座面の横幅 | 座面の前後調節 | ヘッドレスト | ランバーサポート | フットレスト | アームレスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニトリOC707 | メッシュ | メッシュ | 45㎝~52㎝ | 50㎝~51㎝ (45㎝) | 50.5㎝ | なし | 3D | |||
LOOKIT ウェルビー | メッシュorファブリック | メッシュorファブリック | 43㎝~52.5㎝ | 49㎝ (45㎝) | 51㎝ | なし | 2D | |||
オフィスコム YS-1 | メッシュor ファブリック | モールドウレタン | 44cm〜54cm | 47cm (43cm) | 50cm | なし | 3D | |||
RESTIVA-02 | メッシュ | モールドウレタン | 41.5㎝~47.5㎝ | 46.5㎝ (40㎝) | 48.5㎝ | なし | 3D |
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ椅子選びの参考にしてください。
1.ニトリ OC707
商品名 | ニトリ OC707 |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | メッシュ |
座面の高さ | 45cm〜52cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 50〜51cm*Mr.Chairs実測 (45㎝*公式) |
座面の横幅 | 50.5cm |
座面の前後調節 | なし |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
アームレスト | 3D |
ニトリ OC707は、ニトリから販売されているセパレート型のフルメッシュオフィスチェアです。
ニトリ OC707では、リクライニングの硬さが座る人の体重によって変わるオートバランス型になっています。こまかな調節がいらないため、フリーアドレスの場所や家族で使う用のチェアとして導入しやすい一脚といえるでしょう。
くわえて、ニトリ OC707は全国展開されているニトリで販売されているため、実店舗で実物を確認できるのは大きな強みです。




メッシュ素材が苦手な人は、試し座りしてから検討することをおすすめします◎
詳細は関連動画「【座れる3万円台】大人気モデル比較!オフィスチェア決定戦【ニトリOC707 vs RESTIVA-01】|オフィスコム」を参考にしてみてくださいね。
2.LOOKIT ウェルビー
商品名 | LOOKIT ウェルビー |
---|---|
背面 | メッシュorファブリック |
座面 | メッシュorファブリック |
座面の高さ | 43cm〜52.5cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 49cm(公式) (45cm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 51cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 2D |
LOOKIT ウェルビーは、15万点以上の商品を扱うオフィス家具ECサイト「LOOKIT」が販売しているチェアです。
LOOKIT ウェルビーは低予算(3万円以下)で購入できるチェアであるものの、リクライニングはシンクロロッキングを搭載しています。さらに、座面は前後に5㎝スライドできるなど機能面も充実しているチェアです。
LOOKIT ウェルビーの座面の横幅は51㎝あるため、がっしりとした大柄な人でも余裕をもって座ることができます。




デスク周りを充実させたい人や、新生活を送る人におすすめできる一脚です◎
詳細は関連動画「【LOOKITウェルビーvsオフィスコムYS-1】格安オフィスチェア対決!どっちがベスト?」を参考にしてみてくださいね。
3.オフィスコム YS-1



商品名 | オフィスコム YS-1 |
---|---|
背面 | メッシュorファブリック |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 44cm〜54cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 47cm(公式) (43cm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 50cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 3D |
オフィスコム YS-1は、オフィスコムから販売されているワークチェアで、背面がメッシュのものと、ファブリック素材のものがあります。
オフィスコム YS-1のリクライニングには、シンクロロッキング機能が採用されています。また、座面下のノブを回すことでリクライニングの硬さの調節ができます。
座面は、モールドウレタンを使用したクッション座面であるため、座先が膝裏にあたるもしくは圧迫感に悩んでいる人におすすめできる一脚といえるでしょう。




お求めやすい価格帯でありつつも、バランスの取れたチェアです◎
詳細は関連動画「【LOOKITウェルビーvsオフィスコムYS-1】格安オフィスチェア対決!どっちがベスト?」を参考にしてみてくださいね。
4.RESTIVA-02
商品名 | RESTIVA-02 |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | モールドウレタン |
座面の高さ | 41.5cm〜47.5cm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分~座面の先端) | 46.5cm(公式) (40cm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 48.5cm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
アームレスト | 3D |
RESTIVA-02は、身長160㎝未満の人向けに開発されたセパレート型のチェアで、オフィスコムから販売されています。
身長の低い人に適した座面やヘッドレストが採用されており、長時間作業しても膝裏や首に負担が少ない仕様になっています。
ボディーフレームと脚部のカラーが統一されているのも、RESTIVA-02の特徴のひとつです。




価格が3万円未満のRESTIVA-02は、低身長の人にとってのスタンダードチェアになってくるでしょう◎
詳細は関連動画「【低身長160cm必見】高身長が座れない最強チェア「RESTIVA-02」|オフィスコム」を参考にしてみてくださいね
ぜひ、本記事を参考に、RESTIVA-01 の購入を検討してみてください◎


