【低予算】2万円台で選ぶおすすめオフィスチェア5選！低価格チェア選びのポイントを徹底解説

「予算2万円でも満足できる高機能なオフィスチェアは買えるの？」
「費用は安く抑えたい」
「コスパ抜群なオフィスチェアを探している」

自室にオフィスチェアを導入してみたいけど、いきなり高額な商品を買うのは抵抗があると感じる人は多いのではないでしょうか。

しかし、2万円という予算で格安のオフィスチェアを選ぶ場合、知っておくべき注意点や確認すべきポイントがたくさんあります。低価格帯のチェアを安易に選ぶと、「あまり快適ではないかも」と後悔する事態になりかねません。

「少し予算を足してでも絶対に満足できる椅子を買いたい…！」という方におすすめできる商品も紹介しています。

ぜひ最後まで読んで、後悔のないチェアを見つけてみてください◎

なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、オフィスチェアやゲーミングチェアを幅広く紹介しています。

実際に座りながら機能性や座り心地を詳しく解説しているので、いろいろな椅子のレビューを見てみたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください！

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YouTubeで各チェアのレビュー動画を見てみる

満足度の高いチェア選びをするなら2万円以下のオフィスチェアはおすすめできない

コスパや機能面で満足度の高いオフィスチェアを選びたいならば、2万円以下のチェアを購入することはおすすめできません。

オフィスチェアの相場は2～20万円であり、原価を考えると1万円台で必要な機能と品質を両立させるのは難しいからです。一見すると2～3万円台のオフィスチェアと比べて機能性に遜色はありませんが、素材感や各機構のつくりに差があります。

また、保証対応にも不安があります。

2万円を切る価格のオフィスチェアの場合、2万円以上のチェアと比べて保証期間が短いことが多いです。大手ではない海外ブランドであれば、使い方の質問や交換の依頼をしたくても連絡が取れないケースもあります。

使用感・保証対応ともに安心できるような満足度の高いオフィスチェアを購入したいならば、2万円以上（できれば2万円台後半）のオフィスチェアから選ぶことをおすすめします◎

予算2万円から4万円で買えるおすすめのオフィスチェア5選

予算2万円から4万円で買えるオフィスチェアを5つ厳選したので紹介します。

商品名	背面素材	座面の素材	座面の高さ	座面の前後調節	ヘッドレスト	ランバーサポート	フットレスト	アームレスト調整
LOOKIT ラビットチェア	モールドウレタン	モールドウレタン	38～46cm	背もたれを前後に調節可能	なし		なし	2方向＋跳ね上げ式
オフィスコム YS-1	メッシュ or クロス	モールドウレタン	44～54cm				なし	3方向
TOKIO FST88	ウレタンフォーム	モールドウレタン	40～49cm				なし	なし
EastForce STYLUM 2.0（スタイラム）	メッシュ	メッシュ or モールドウレタン	43～51cm	なし	高さ調節可		なし	3方向
TOKIO EN01（Engineerモデル）	ファブリック	モールドウレタン	43～51cm		高さ調節可			3方向＋跳ね上げ

商品名	背面素材	座面の素材	座面の高さ	座面の前後調節	ヘッドレスト	ランバーサポート	フットレスト	アームレスト調整
LOOKIT ラビットチェア	モールドウレタン	モールドウレタン	38～46cm	背もたれを前後に調節可能	なし		なし	2方向＋跳ね上げ式
オフィスコム YS-1	メッシュ or クロス	モールドウレタン	44～54cm				なし	3方向
TOKIO FST88	ウレタンフォーム	モールドウレタン	40～49cm				なし	なし
EastForce STYLUM 2.0（スタイラム）	メッシュ	メッシュ or モールドウレタン	43～51cm	なし	高さ調節可		なし	3方向
TOKIO EN01（Engineerモデル）	ファブリック	モールドウレタン	43～51cm		高さ調節可			3方向＋跳ね上げ

特徴をサクッと解説しますので、詳細なレビューが気になる方はYouTube動画もあわせて参考にしてください。

1.【1万円台】LOOKIT ラビットチェア

商品名	LOOKIT ラビットチェア
素材	モールドウレタン
座面の素材	モールドウレタン
座面の高さ	38～46cm
座面の前後調節	背もたれを前後に調節可能
ヘッドレスト	なし
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト調整	2方向＋跳ね上げ

商品名	LOOKIT ラビットチェア
素材	モールドウレタン
座面の素材	モールドウレタン
座面の高さ	38～46cm
座面の前後調節	背もたれを前後に調節可能
ヘッドレスト	なし
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト調整	2方向＋跳ね上げ

LOOKITのラビットチェアは、ひとことで言うと「コスパ最強の学習椅子」です。

縦にセパレートされた背もたれが、座ったときに快適性をもたらす点が大きな特徴です。体型や座り方に合わせて背もたれが動いてくれるため、背中に心地いいフィット感があります。

また、モールドウレタンの座面やオプションの跳ね上げ式アームレストなど、快適に使える機能をしっかりと備えています。お子様用の学習椅子としてだけでなく、身長150cm前後の小柄な方が使うワークチェアとしてもおすすめの1脚です。

低身長で、自分に合うオフィスチェアがなかなか見つからない方はぜひ一度チェックしてみてください◎

※解説動画は近日公開予定

2.【2万円台】オフィスコム YS-1

商品名	オフィスコム YS-1
素材	メッシュ or クロス
座面の素材	モールドウレタン
座面の高さ	44～54cm
座面の前後調節
ヘッドレスト
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト調整	3方向

商品名	オフィスコム YS-1
素材	メッシュ or クロス
座面の素材	モールドウレタン
座面の高さ	44～54cm
座面の前後調節
ヘッドレスト
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト調整	3方向

オフィスコムのYS-1は、低価格ながらも嬉しい機能が盛り込まれたコスパの良いオフィスチェアです。

座面の前後調節機能が付いていることで姿勢に合わせて細かい調節ができるため、椅子が身体にフィットしやすい点が魅力といえます。

低価格帯ながらも座面のクッションにはモールドウレタンが採用されているため、身体がしっかり支えられて快適な座り心地を得られます。

見た目のチープ感もなく、2万円台の椅子では第一候補となるオフィスチェアです◎

実際に触った使用感などの細かなレビューは、関連動画「【コスパ最強】オフィスコムYS-1…これが2万円台のオフィスチェア⁉︎【ニトリ椅子と比較レビュー】」をチェックしてみてください。

3.【2万円台】TOKIO FST88

商品名	TOKIO FST88
素材	ウレタンフォーム
座面の素材	モールドウレタン
座面の高さ	40～49cm
座面の前後調節
ヘッドレスト
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト（オプション）	小さくてじゃまにならない、ちょっとしたものを掛けられる仕様
収納スペース

商品名	TOKIO FST88
素材	ウレタンフォーム
座面の素材	モールドウレタンクッション
座面の高さ	40～49cm
座面の前後調節
ヘッドレスト
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト（オプション）	小さくてじゃまにならない、ちょっとしたものを掛けられる仕様
収納スペース

TOKIOのFST88には、制作メーカーである藤沢工業さんが研究により開発した体圧分散クッションが採用されています。

これにより座ったときに圧力がかかりやすい場所に合わせて形状を変えてくれるため、身体への負担を感じづらくなっています。

また、座面と背もたれの間にスマホなどを入れられる収納部分がある点が特徴です。学習机にも入りやすいサイズ感や、アームレストが小さく邪魔にならない点も魅力といえます。

調整できる機能は少なめですが、コンパクトで快適な使いやすいオフィスチェアです◎

機能性や使い方に関する詳しい解説は、関連動画「【スマホ中毒者にコレ】自宅の勉強机に入るオフィスチェア。TOKIO体圧分散シリーズ｜FST vs無印」にて確認してください。

4.【2万円台】EastForce STYLUM 2.0

商品名	EastForce STYLUM 2.0
素材	メッシュ
座面の素材	メッシュ or モールドウレタン
座面の高さ	44～52cm
座面の前後調節	なし
ヘッドレスト	高さ調節可
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト調整	3方向

商品名	EastForce STYLUM 2.0
素材	メッシュ
座面の素材	メッシュ or モールドウレタン
座面の高さ	44～52cm
座面の前後調節	なし
ヘッドレスト	高さ調節可
ランバーサポート
フットレスト	なし
アームレスト調整	3方向

EastForceのSTYLUM 2.0は、魚の骨のような形をしているランバーサポートが最大の特徴で、腰の負担軽減に特化したオフィスチェアです。

縦に長いランバーサポートのおかげで、背中の上の方までしっかりと支えを得られます。そのため、姿勢を強制的に保ちやすいと感じます。

ヘッドレストの高さ調節も幅広く可能で、身長の高い人も問題なく使えます。

さらに、アームレストも3方向に調整でき、2万円台のオフィスチェアとしては十分な機能性を持っているといえます◎

詳しい機能性や使い心地は、関連動画「【EastForce】腰に全振りした格安オフィスチェアどうなの⁉️【イーストフォースvsオフィスコムYS 1】」で解説しています。ぜひチェックしてください。

5.【+1万円で多機能】TOKIO EN01（Engineerモデル）

商品名	TOKIO EN01（Engineerモデル）
素材	ファブリック
座面の素材	モールドウレタン
座面の高さ	43～51cm
座面の前後調節
ヘッドレスト	高さ調節可
ランバーサポート
フットレスト
アームレスト調整	3方向＋跳ね上げ

商品名	TOKIO EN01（Engineerモデル）
素材	ファブリック
座面の素材	モールドウレタンクッション
座面の高さ	43～51cm
座面の前後調節
ヘッドレスト	高さ調節可
ランバーサポート
フットレスト
アームレスト調整	3方向＋跳ね上げ

TOKIOのEN01（Engineerモデル）は、3.9万円という価格で高価格帯のチェアに備わっている機能のほとんどが採用されているコスパ最強オフィスチェアです。

1番の特徴として、跳ね上げ式のアームレストを採用していることがあげられます。

3方向の調整に加えてアームレストを後ろに倒すことで、アームレストを使わないという選択ができるのです。つまり、作業や趣味に合わせた柔軟な使い方ができます。

さらに、TOKIO EN01（Engineerモデル）は以下のような豊富な機能を備えています。

跳ね上げ式のアームレストを有しながらこれほど多機能チェアは他に類を見ません。いろいろな使い方に自由に対応でき、かつ使い心地も抜群なオフィスチェアです◎

機能性や実際に座った使用感については、関連動画「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 ｜ニトリOC707 vs TOKIO EN01」で徹底解説しています。

なお、他のオフィスチェアも検討してみたい方は、関連記事「【快適】疲れないオフィスチェア5選！選び方と購入前に知りたい重要ポイントも徹底解説」も合わせてチェックしてみてください。

オフィスチェアを購入する主な目的である「疲れにくい」という点を重視して商品を厳選しています。ぜひ予算と相談しながらいろいろな候補を検討してみましょう◎

2万円台のオフィスチェアによくある特徴4選

2万円台のオフィスチェアにありがちな特徴として、以下のような点があげられます。

自分なりの妥協点を探しながら、後悔のないチェア選びをしてみてください◎

1.必要最低限の機能性が揃っている

2万円台のオフィスチェアを選べば、身体の負担を減らすために必要な最低限の機能は揃っていることが多いです。オフィスチェアに欲しい最低限の機能として、次のような点があります。

とくに、2万円以下のチェアと比べて、座面のクッション素材にモールドウレタンが使われているものを選べるのは嬉しいポイントです。モールドウレタンは安価なスラブウレタンより密度が高く、しっかりと身体を支えてくれます。

最近では、安価なモデルでもモールドウレタンを使用したものも出てきていますが、座り心地では差を感じるでしょう。

ただし、3万円台以上のさらに高価なオフィスチェアと比べると、素材や各機構のつくりはチープであることは否めません。

自分が求める使用感と予算のバランスを考慮しながら、より快適性の高いチェアが欲しい人は予算を増やすことを検討すると良いでしょう。

2.フットレストの強度が弱い

2万円台でオフィスチェアを検討するならば、フットレストの性能を期待することは難しいです。

フットレスト付きのものを選んでも、つくりがチープで使いづらいなど、快適性の面で後悔する可能性が高いでしょう。

とくに強度の不安は大きく、ぼきっと折れてしまうのではと感じる商品もあります。

このような座り方をしたい人は、フットレストを頻繁に使うことになります。予算を増やしてしっかりとしたフットレストがある椅子を選びましょう。

また、同じような予算感でも、リラックス重視な設計であるゲーミングチェアであれば安心して使えるフットレストがあるものも多いです。

ウィステリア・フリーダムチェアには、強度実験が重ねられた、使い心地抜群のフットレストが付いています。フットレストを使いながらゆったり作業したい人はぜひ検討してみてください◎

3.前傾姿勢対応の機構がない

2万円台のオフィスチェアでは、前傾姿勢に対応する機構を求めることは難しいです。

前傾姿勢とはデスクに向かった際に前のめりになる姿勢のことです。前傾姿勢対応の機構があれば前のめりに作業をしているときも、正しい姿勢を保つサポートを受けられます。

オフィスコム YS-1は、2万円台のオフィスチェアでは珍しく、座面の前後調節機能が付いていることが特徴です。座面を背もたれ側に入れることで、少しだけ前傾姿勢で座りやすくなる効果があります。

あくまで予算2万円台で選ぶのであればという条件付きで、前傾姿勢で座って作業したい人におすすめです。

4.アームレストの調整方向が少ない商品が多い

2万円台のオフィスチェアのアームレストは、上下の2方向にだけ調整できるものが多いです。

しかし、2万円台のチェアのアームレストの素材感や動きは、高価格帯のものと比べて高級感は感じられない点に注意が必要です。

なお、TOKIO EN01（Engineerモデル）のアームレストは、3方向の調整に加えてアームレストを使わないという選択ができる跳ね上げ機構を備えています。そして、跳ね上げ式アームレストを採用しているチェアでは圧倒的な機能の豊富さとコスパの良さを備えている点が大きな魅力です。

予算を1万円プラスして検討してみることをおすすめします◎

2万円格安オフィスチェアを選ぶ際に知っておくべき3つのポイント

ここでは、予算2万円で格安のオフィスチェアを選ぶ際に知っておくべきことを3つ解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.メッシュ素材の座面は人を選ぶ

全面がメッシュ素材のオフィスチェアは、座る人によっては身体に負担がかかるおそれがあります。

座面がメッシュの場合、細身で体重の軽い人はお尻が跳ね返されてしまったり、座面が骨にあたったりして座りにくさを感じるかもしれません。

とくに2万円台の格安オフィスチェアの場合、メッシュの品質が良いとはいえず、座りづらいと感じる人が多いでしょう。

座ったときにお尻の骨が当たって痛いと感じる人（とくに細身の人）は、クッションタイプの座面がおすすめです。

座面の座り心地は作業中の快適性に大きく影響します。2万円台の格安チェアであっても、レビュー等をしっかり確認しながら納得できるものを選びましょう◎

2.格安オフィスチェアは長時間の使用には向かない

1日中仕事で使うなど長時間の使用を想定している人は、もう少し予算を上げることをおすすめします。

たしかに2万円台のオフィスチェアには高価格帯に遜色ない機能を有したコスパに優れたものもあります。しかし、素材や各機構のつくりに抜群の快適性を追及しているわけではありません。

一方で、家に帰って映画を見たりレポートを書いたりといった軽い用途を想定するならば、2万円台でも必要十分な機能が揃っているといえます。

デスクチェアに自分が求める使い方を考慮した上で、購入予算を検討しましょう◎

3.同じ予算でも中古で少しランクの良いチェアを狙える

同じ予算であっても、中古を探して少しランクの良いオフィスチェアを狙うこともひとつの手段です。

オフィスチェアは中古市場が潤っているため、綺麗な商品でも安く売られていることがあります。

とくにこだわりがなければ、予算2万円では手が出ない高級チェアを中古でお得に購入するのもおすすめです。

ランクが上がれば使い心地も大きく向上するため、予算を押さえながら満足度の高い買い物をできる可能性が高いでしょう◎

2万円台のオフィスチェアを購入するか、もう少し予算を追加して満足度を追求するかの判断材料として、本記事が参考になれば幸いです。

ちなみに、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、さまざまなオフィスチェアやゲーミングチェアを実際に触りながら詳しく紹介しています。

今回紹介したチェア以外にもたくさん比較して検討したい方は、ぜひチェックしてみてください◎

＼ 今すぐ使用感をチェック！ ／

YouTubeで各チェアのレビュー動画を見てみる