「ニトリOC701がどんな椅子か知りたい!」
「ニトリOC701を買った人の感想を知りたい!」
「ニトリOC701と同じような椅子はどう違うんだろう?」
気軽に行ける家具屋さんの代表格といえばニトリですが、オフィスチェアの品質はぶっちゃけどうなのか気になる方は多いのではないでしょうか。
買ってから後悔しないためには、実際に使っている人のレビューや口コミを見ておくことが重要です。
そこで本記事では、月に1脚は椅子を買っている僕が以下の内容について解説していきます。
- ニトリOC701のレビュー
- ニトリOC701はどんな方におすすめできるか
- ニトリOC701はどんな方におすすめできないか
ちなみに2024年3月時点でOC701は購入できなくなっており、代わりに後継機のOC707が登場しています。
多少異なる部分はあるものの、見た目や機能はほぼ同じですので、OC707の購入を検討している人にも参考になるはずです。
ぜひ最後まで読んで、ニトリのオフィスチェアが買うに値するかをじっくり検討してみてください。
なお、Mr.chairsではゲーミングチェアやオフィスチェアなど、さまざまな椅子に座って比較したレビュー動画を投稿しています。椅子選びに悩む方はぜひ参考にしてみてください。
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OC701はニトリの「フォリスト後継機」【24年最新モデルはOC707】
OC701は以前から販売されていた「フォリスト」の後継機と言われています。フォリストに改良を加えて、より体にフィットするように作られました。
なお、OC701は2024年3月時点で在庫切れとなっており、新たな後継機とみられるOC707が発売されています。
OC707は座面が、メッシュ・クッションタイプ・人工皮革「エアリー」タイプがあります。
見た目も仕様もほぼ同じになっているため、OC701とのレビューを参考に実店舗で試しに座ってみてください◎
なお、OC707については関連動画「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 |ニトリOC707 vs TOKIO EN01」でも紹介しています。
購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください!
【OC707検討の方も必見】ニトリOC701を9つのポイントからレビュー【COFO Chair Premiumと比較】
OC701のレビューを、以下の9つのポイントにわけて解説します。
- 39,900円とセパレートタイプのなかでは低価格
- 見た目や作りは価格相応
- 正しい姿勢を保ちやすい独立型ランバーサポート
- ハンモックに座っているような感覚の通気性のいいメッシュ素材
- 調整が簡単でシャープなアームレスト
- ヘッドレストは高さ調整のみ
- ゆったりリラックスできるフットレストとリクライニング
- オプションはなくシンプルな構成
- 保証期間は5年で同価格帯のなかでは長め
7万円台でコスパに優れていると評判のCOFO Chair Premiumと比較しました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.39,900円とセパレートタイプのなかでは低価格
セパレート型オフィスチェアのなかで比較すると、OC701は39,990円と低価格でかつ機能的なチェアです。
同じセパレート型でも上位クラスのCOFO Chair Premiumやエルゴヒューマンは高価格ですが、ニトリOC701は手の届きやすい価格になっています。
ラインナップはグレー、ブラック、レッドの3色。座面がメッシュ素材のものと、ブレスレザーのものがあります。
細身の方がメッシュ素材の椅子に座ると骨が当たって痛い場合があるため、クッション素材などほかのものを選ぶほうが良いかもしれません◎
なお、OC707には座面がクッションタイプのものがあるので、ラインナップのなかから選択できます。
またニトリでは、送料が平日で2,200円、休日だと3,300円かかるためこの点も踏まえて検討してください。
2.見た目や作りは価格相応
OC701は約4万円と低価格で作られているため、7万円台のCOFO Chair Premiumと比較すると少し簡素な感じがします。とはいえ、同価格帯のものと比較すると価格相応でしょう。
外観でCOFO Chair Premiumとの1番の違いは背面部分です。
上の画像で一番左のCOFO Chair Premiumは、背面がアルミ合金です。真ん中のダイナミクスXはポリプロピレン素材ではあるもののローズゴールドで光沢のあるデザインになっており、見た目に華やかさがあります。
一方でOC701は、ナイロンの構造体でつながれておりシンプルなデザインです。
他にもOC701の外観には以下のような特徴があります。
- ヘッドレスト付き
- 独立型のランバーサポート付き
- 全体がメッシュ素材
- 足元に引き出し式のフットレスト
- 脚部がブラックで統一
- アームレスト付き
ちなみに、後継機のOC707では座面がメッシュだけでなく、クッションタイプ・人工皮革「エアリー」タイプがあります。
3.正しい姿勢を保ちやすい独立型ランバーサポート
腰のサポートを強化するため、背座から独立して取り付けられているランバーサポートのこと
着座したときに骨盤が倒れるのを防ぐことで背骨の形状をS字に保ちやすくしてくれるため、疲労感の軽減や腰痛予防の効果があります。
COFO Chair Premiumとの違いは、ランバーサポートの高さ調節ができるかどうかにあります。とくに不要であれば、OC701でよいでしょう。
ランバーサポートの位置調節が必要か判断できない方は、普段使っている椅子の腰が当たる位置から判断してみてください◎
とはいえ「ランバーサポートの調整のためだけに約8万円も支払うのは厳しい」と感じる方は多いでしょう。
そういう方には、TOKIO EN01(Engineerモデル)がおすすめです。
約3.9万円で7万円台クラスのオフィスチェアと遜色のない仕様となっており、肘掛けも跳ね上げ式になっている贅沢仕様の椅子です。
概要は、以下の動画「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 |ニトリOC707 vs TOKIO EN01」の最後で解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4.ハンモックに座っているような感覚の通気性のいいメッシュ素材
メッシュ素材といっても、しっとりとしたものやパリッとしたものなどさまざまです。
COFO Chair Premiumはファブリック素材寄りの触り心地で、服に近いような感じを受けます。それに対してニトリのOC701は、しっとりとしたラバーのような感じでザラついています。
実際の座り心地は、ハンモックに座ったような感じで気持ちよく感じました◎
メッシュ素材なため通気性がよく、仕事で長く座るときに快適です。
なお、後継機のOC707にはクッション(ポケットコイル)タイプがあります。体圧を分散してくれる設計になっており、とくに細身の方や体重の軽い方はメッシュ素材よりもフィットする感覚を感じられるでしょう。
5.調整が簡単でシャープなアームレスト
ニトリOC701のアームレストは、以下のような特徴があります。
- 上下・斜め・前後に可動できる
- 上下の調整はボタンを押しながら調整
- 前後と斜めの調整は手で押すだけでできる
- 筆者の手がすっぽり収まるくらいシャープな長さ
大きさは、以下の画像のようにコンパクトめのサイズです。
安らぐために腕をがっしり置きたい方は、COFO Chair Premiumのように大きめのアームレストを採用しているモデルのほうが良いかもしれません◎
6.ヘッドレストは高さ調整のみ
OC701のヘッドレストは、上に引っ張ったり、下に押したりして高さを調節できます。
一旦調節してしまえば高さがずれにくいのがポイントです◎
ただし、OC701のヘッドレストには角度調節がついていません(後継機のOC707は角度調節も可能になっています)。COFO Chair Premiumには、調節機能がついているため比較的自由度が高いチェアと言えます。
頭の角度調節が必要かどうかも、それぞれ人の好みがあるため自分のタイプから選んでみてください。
8.ゆったりリラックスできるフットレストとリクライニング
ニトリOC701のリクライニングは、130〜140度まで倒れます。倒したまま固定すると、もたれて仮眠をとることも可能です。
169cmの僕だと足首がフットレストの上になり、180cmの方だと膝のあたりになりますが、とくに使用の問題はありません◎
COFO Chair Premiumは、よりメッシュ素材を感じられる素材を採用しており、ハンモックに座っているような心地になれます。
しかし実際に足を置いて休憩するだけなら、OC701でも可能です。足の部分までメッシュ素材を体感したい方でなければ、COFO Chair Premiumでなくてもよいでしょう。
8.オプションはなくシンプルな構成
COFO Chair Premiumは79,999円でカバンかけやハンガーまでついています。逆にOC701は低価格なため、鞄かけやハンガーなどはなくシンプルな作りです。
この点は値段差によるものが大きいでしょう◎
「カバンかけやハンガーはいらないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、実際に使っている方からは「すぐにジャケットやカバンが取れるので便利」という声も聞かれます。カバンの収納場所に困らないのもうれしいポイントです。
なお、COFO Chair Premiumだと予算が厳しい方は、4万円台で購入できるTOKIO CW01(Coworkモデル)がおすすめ。少し予算は上がりますが、オプションだと思えばほとんど変わらない値段です。
外観や仕様については、YouTube動画「【社会人ランキング1位】新生活おすすめオフィスチェア 「TOKIO Coworkモデル」|オカムラシルフィー vs TOKIO CW01」の最後で紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
9.保証期間は5年で同価格帯のなかでは長め
OC701には5年の保証期間がついています。(OC707も同様)
ニトリだと大手なだけあって、どの商品も価格のわりに長い保証期間がもうけられています。
価格帯がひとつ上のオフィスチェアでも3~5年保証が多く、同じ価格帯と比べれば充実しているといえます◎
ただし、日本のオフィス家具メーカーや有名メーカーであれば品質管理にも力を入れているため、そこまで神経質になる必要はないでしょう。
ニトリOC701・OC707が向いている人の特徴
ニトリOC701やOC707に向いている人の特徴は以下の通りです。
- 低価格で独立ランバーサポートのチェアがほしい人
- ニトリでついでに購入したい人
- フットレストがついているものがいい人
- 長い保証期間がついているものがいい人
OC707には座面がクッションタイプと人工皮革「エアリー」のタイプがあり、選択の幅が広くなっています◎
ニトリOC701・OC707が向いていない人の特徴
ニトリOC701・OC707が向いていない人の特徴は以下の2つです。
- ランバーサポートの高さ調整がしたい人
- 書き仕事がメインな人
以下で詳しく解説していきます。
1.ランバーサポートの高さ調整がしたい人
OC701はランバーサポートの高さを調整できませんが、基本的には適正な位置になるように作られています。しかし、なかにはランバーサポートがもっと上にあった方が気持ちいいと感じる人もいるでしょう。
また、ランバーサポート付きの椅子がはじめてで、適正な位置がわからない方もいるかもしれません。
そういう方には「TOKIO EN01(Engineerモデル)」や「COFO Chair Premium」のように、高さ方向の調整機構がついているチェアを最初から選ぶのも選択肢のひとつです。
ぜひあわせて検討してみてくださいね◎
2.書く仕事がメインな人
書く仕事をメインにしている人は、前傾姿勢になりがちです。
前傾姿勢になると内臓が圧迫され血流が悪くなるため、疲れやすくなったり集中力が低下しやすくなったりします。
そこで前のめりで作業する人は、オカムラのシルフィーのような座面と背座が一体になって前傾に倒れる椅子がおすすめです。
また、OC701の後継機であるOC707のクッションタイプでは、体圧分散に優れたポケットコイルが使用されています。
長時間の使用でも疲れにくい設計がされているため、書き仕事をメインにしている方は、ぜひ検討してみてください◎
同じ3万円台なら機能全部盛りのTOKIO EN01(Engineerモデル)がおすすめ
TOKIO EN01(Engineerモデル)は、Mr.Chairsが藤沢工業さんと共同で開発したオフィスチェアです。約3.9万円にもかかわらず、OC701・OC707にはない機能が多く詰まっている優れものです。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 座面クッション、背面ファブリックという珍しい組み合わせ
- 独自開発した形状で体圧分散に優れた座面
- 好みの高さに調整できるランバーサポート
- 3方向に調整できて跳ね上げもできるアームレスト
- 大きめのフットレスト付き
- ジャケットハンガーが標準装備
ランバーサポートは、背中を包んでくれるような形状で安定感があり、自分の動きに合わせて動いてくれる特徴もあります。
座面は、藤沢工業が岐阜県の生活技術研究所と共同開発した形状で、長時間座っても疲れにくい設計です。
アームレストを跳ね上げできるチェアで、ほかの部分にもここまでこだわったチェアはなかなかありません◎
詳しくは、YouTube動画「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 |ニトリOC707 vs TOKIO EN01」で解説しています。
ニトリOC707の購入で迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
なお、Mr.chairsではゲーミングチェアやオフィスチェアなど、さまざまな椅子に座って比較したレビュー動画を投稿しています。椅子選びに悩む方はぜひ参考にしてみてください!
\ 今すぐ使用感をチェック! /