「ゲーミングチェアにオットマン(フットレスト)は必要?」
「無駄にお金がかかった!と後悔したくない……」
「買っても後悔しないオットマン付きのチェアを教えて!」
オットマンがあると、脚を伸ばしたり膝を立てたり、より自由にくつろいだ姿勢をとれます。
しかし、オットマンをつけると数千円から1万円価格が上がります。「オットマンがなければ、同じ予算でもっと良い椅子を買えるのでは……」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、30脚以上を持っている椅子マニアの僕が、以下の内容を解説します!
- オットマンがいらないと言われる理由
- オットマンがあったほうが良い理由
- ゲーミングチェアにオットマンがいらない人の特徴
記事の後半では、おすすめのオットマン付きチェアも紹介しているので、お好みのチェアを探してみてください。
なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、ゲーミングチェアやオフィスチェアを幅広く紹介し、機能や座り心地をレビューしています。
オットマン以外の観点からもチェアを吟味したい方は、ぜひチェックしてください◎
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「ゲーミングチェアにオットマンはいらない」は誤解
ゲーミングチェアの上であぐらをかいたり、リラックスしてゲームをプレイしたい方には、オットマン付きがおすすめです。
そもそもゲーミングチェアは、椅子の上で長時間過ごす人、かつラフな姿勢や体をゆったり預けてリラックスすることを求める人向けにつくられています。
オットマンがあると、リクライニングしたまま脚を伸ばしたり、膝を立てたりできるようになるため、より姿勢の自由度が上がりリラックスしやすくなります。
座面下に付属しているタイプなら、使わないときも邪魔になりません◎
快適にくつろぎたい方には、オットマン付きのゲーミングチェアをおすすめします。
ゲーミングチェアにオットマンはいらないと言われる3つの理由
オットマンは脚を伸ばしてリラックスするための機能ですが、なかには必要性を感じない方もいるでしょう。
そこで、なぜいらないと言われるのかを、以下の3つの理由から解説します。
- 使用時にスペースが必要になる
- ベッドやソファーで休む場合は使わない
- 予算3万円以下だと選択肢が限られる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.使用時にスペースが必要になる
部屋にスペースの余裕がない場合、オットマンは邪魔に思われがちです。
特に置き型のオットマンは、使わないときの収納スペースが必要になります……!
付属型であっても、使うときに脚を伸ばせるだけのスペースが必要になる点に注意が必要です。
リクライニング最大角との組み合わせによっても、必要なスペースが変わってくるので、購入を検討する際にはよく確認しましょう。
2.ベッドやソファーで休む場合は使わない
ベッドやソファーが部屋にある人は、脚を伸ばしてリラックスしたいときはそちらで横になった方がより快適でしょう。
その場合「背もたれを好きな角度にして脚を伸ばしたい」「よりリラックスしてパソコンゲームがしたい」という方以外は、オットマンは必要ありません。
「ゲーミングチェアをどうやって使いたいか」によって必要か否か変わりますね。
3.予算3万円以下だと選択肢が限られる
予算を重視する方、特に3万円以下に抑えたい方は、オットマンが付いていないほうが選択肢が広がります。
特に1万円台のゲーミングチェアは価格相応なので、オットマンが付いていても耐久性や快適さに不安があり、1〜2年で買い替えが必要になるかもしれません。
2〜3万円台にはオットマン付きのゲーミングチェアが少ないので、他にこだわりたい性能や機能がある場合はそちらを優先した方が良いでしょう。
「3万円台までなら出せる!」という方は、記事後半でも紹介するウィステリア・フリーダムチェアがおすすめです。
オットマン以外の機能や座り心地においてもイチオシの高コスパゲーミングチェアです◎
詳細のレビューは、関連記事「【ウィステリア・フリーダムチェア】神コスパのゲーミングチェアを比較レビュー|藤沢工業」で解説しています。
ぜひあわせて確認してみてください!
ゲーミングチェアにオットマンがあったほうが良い3つの理由
ここでは、ゲーミングチェアに座る際にオットマンをあった方がいい理由を3つ紹介します。
- リラックスした姿勢をとれる
- 長時間座ってもむくみにくい
- 後から置き型を買い足すとかさばる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リラックスした姿勢をとれる
オットマンがあると、よりラフな姿勢で座れます。
以下の姿勢で座りたい方にはおすすめです◎
- 脚を伸ばす
- 膝を立てる
- ゆったりあぐらをかく
特にオットマンを座面にピッタリ寄せられるタイプは、以下の写真のように座面の拡張ができるので、あぐらをゆったりかきやすいのが魅力です。
リクライニング最大角がフラットに近いチェアの場合、オットマンがあればほぼ完全に体を横にできるため、ゲーミングチェアの上でゆっくり休みたい方に向いています。
2.長時間座っても脚がむくみにくい
ゲーミングチェアは長時間座る人向けにつくられていますが、座りっぱなしだとどうしても脚がむくんでしまうのが、よくある悩みです。
オットマンがあると脚を伸ばせるため、体の水分が溜まりにくく、長時間座っても脚がむくみにくいという利点があります。
より体圧を全身に分散できるので、体への負担を軽くできます◎
3.後から置き型を買い足すとかさばる
オットマンをあとから取り付けられる仕様のゲーミングチェアは、ほぼありません。
そのため、ゲーミングチェア購入後にオットマンが欲しくなった場合、選択肢は置き型を買うか、付属型への買い替えのどちらかになります。
置き型を買うほうが経済的でしょう。しかし、ゲーミングチェアとは別に収納スペースが必要です。
また、置き型のオットマンを選ぶ手間もかかります。
このように、あとから欲しくなったときに悩んだり、部屋が手狭になったりするリスクがあります。
絶対に使わないという方以外は、オットマンを座面の下に格納しておけるチェアを選択したほうが後悔は少ないでしょう◎
ゲーミングチェアにオットマンがいらない人の特徴
ゲーミングチェアにオットマンがいらない人の特徴は、以下の2つです。
- ゲーミングチェアの上で脚を伸ばす必要がない人
- 部屋にスペースがない人
それぞれ詳しく解説します。
1.ゲーミングチェアの上で脚を伸ばす必要がない人
机に体を寄せて作業する人は、オットマンを使う機会は少ないでしょう。
集中力が必要な場面において、脚を伸ばした状態だとリラックスしすぎて作業効率を下げてしまう可能性があります。
大会に出るようなゲームプレイヤーも同様です。
「チェアは集中する場所」とメリハリをつけるなら、オットマンは必要ありません。
作業やプレイに集中したあとリラックスもしたい場合は、オットマン付きのゲーミングチェアのほうが快適にすごせるでしょう◎
いろいろな姿勢に対応できるチェアを選ぶのであれば、記事後半でも紹介するウィステリア・フリーダムチェアがおすすめです。
2.部屋のスペースに余裕がない人
部屋のスペースに脚を伸ばせるだけの余裕がない場合、オットマンは使えません。
座面にピッタリ引き寄せられるタイプであれば、あぐらをかくときの座面拡張には使えます。
しかし、それならばゆったりあぐらをかける座面を採用しているゲーミングチェアを買ったほうが、座り心地が良いでしょう。
数年以内に広い部屋への引っ越しを考えていて、新居でも長く椅子を使う予定であれば、オットマン付きのチェアを買っておいても損はないと思います◎
なお、ゲーミングチェアにはあぐらに特化した「アグリラックス」という商品があります。気になる方は、ぜひ以下の関連動画「【あぐら中毒にはコレ】あぐら専用ゲーミングチェア「アグリラックス」で解説レビュー|AGRelux」で詳細をチェックしてみてください。
オットマン付きのゲーミングチェアおすすめ2選
ゲーミングチェアのオットマンは、座り方の自由度を高めてくれるうえ、リラックス効果も上がるのでおすすめです。
ここではオットマン付きのゲーミングチェアを、2つ紹介します。
商品名 | 素材 | クッション | 座面の高さ | ヘッドレスト | ランバーサポート | オットマン | リクライニング最大角 | アームレスト調整 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TOKIO ウィステリア・フリーダムチェア | ファブリック | モールドウレタン | 通常モデル: 41.5~47.5cm 高身長モデル: 43.5~51.5cm | 高さ調整可 | ファブリッククッション (クッション部分取り外し可) | 135度 | 4方向 | |
AGRelux アグリラックス | PUレザー | モールドウレタン | 45~55cm | 高さ調整可 | 2個付属 | クッションPUレザークッション | 175度 | 4方向 |
特徴をサクッと解説しますので、詳細なレビューが気になる方はYouTube動画もあわせて参考にしてください。
1.TOKIO ウィステリア・フリーダムチェア
商品名 | TOKIO ウィステリア・フリーダムチェア |
---|---|
素材 | ファブリック |
クッション | モールドウレタン |
座面の高さ | ・通常モデル:41~47.5cm ・高身長モデル:43.5~51.5cm |
ヘッドレスト | 高さ調整可 |
ランバーサポート | |
オットマン | (クッション部分取り外し可) | ファブリッククッション
リクライニング最大角 | 135度 |
アームレスト調整 | 4方向 |
ウィステリア・フリーダムチェアは、一般的なゲーミングチェアと同様に後傾姿勢に対応した商品です。背もたれに体を預けて作業したり、リラックスしたりする分には問題ないクオリティでしょう。
とはいえ、背もたれにクッションがある分、通常の椅子よりは前傾姿勢のときに腰の部分をサポートしてくれる感じがあります。
オットマンの特徴としては、クッション部分を取り外して洗える点が他との大きな違いです。
以下の写真のとおり、取り外すと穴が開いたプラスチック素材になっているため、汗ばむ季節と冷える季節とで使い分けできるのが魅力です。
また以下の写真のとおり、真ん中が少しへこんでいるため、脚を伸ばしても膝を立ててもフィットします。
オットマンを座面に寄せた状態で足を乗せても安心できる強度にするため、開発に苦労したそうです。
また、モールドウレタンで独自形状の座面を採用しており、体圧分散にもこだわっているのもポイントです。
ファブリック素材やアースカラーを採用していて、ゲーミングチェアの中でもインテリアになじみやすい見た目をしています。
価格とクオリティのバランスが良くハイコスパな商品に仕上がっています◎
詳細については、関連動画「【神コスパ】このゲーミングチェア…ガチでおすすめ‼️|比較レビュー/ウィステリア・フリーダムチェアvs AKRACING vs DOWINX」で紹介していますので、ぜひご参考ください。
2.AGRelax アグリラックス
※カート追加で割引が反映されない場合、クーポンコード「AGRelux_campaign_Sep」を入力してください。
商品名 | AGRelax アグリラックス |
---|---|
素材 | PUレザー |
クッション | モールドウレタン |
座面の高さ | 45~55cm |
ヘッドレスト | 高さ調整可 |
ランバーサポート | クッション 2個付属 |
オットマン | PUレザークッション |
リクライニング最大角 | 175度 |
アームレスト調整 | 4方向 |
アグリラックスはあぐらに特化してつくられた、珍しいゲーミングチェアです。ゆったりあぐらをかけるように座面は広く、ふちも完全にフラットなつくりになっています。
座面の奥行が広いため、一般的な椅子と比較すると、足を下ろしたときに太ももの裏が圧迫される感覚があります。
しかし、付属している2個のランバーサポートを重ねて調整すれば違和感なく座れるように配慮されているため、問題ありません。
あぐらのときは1個、足を下ろすときは2個といったように使い分けできる仕様です。
オットマンは以下の写真のとおり、座面と同じPUレザーのクッションでできています。
リクライニング最大角が175度とほぼフラットに近いため、脚を伸ばせばベッドのように横になれますよ。
普段はあぐらで使用して、以下の写真のように脚をちょっと投げ出したいときにオットマンを引き出すなど、気分や作業にあわせて使い分けできるのは魅力です。
座面の奥行が広いため、脚を伸ばしたときも、太ももの裏をしっかり支えてくれます◎
詳細については関連動画「【あぐら中毒にはコレ】あぐら専用ゲーミングチェア「アグリラックス」で解説レビュー|AGRelux」で紹介していますので、ぜひご参考ください。
オットマン付きの椅子はゲーミングチェアよりオフィスチェアが充実している
オットマン付きのゲーミングチェアは、じつはそこまで多くありません。
一方で、オフィスチェアはオットマン付きチェアの選択肢が充実しています。
オフィスチェアの方が細かい調整ができるものが多いため、体へのフィット感や集中力の維持を求めるなら、ぜひあわせて検討してみてください。
それぞれの違いは、関連記事「【徹底比較】ゲーミングチェアとオフィスチェアの違いを解説!それぞれのメリットや厳選商品4選も紹介」で解説しています。
後悔のない椅子選びのため、ぜひ参考にしてみてください◎
なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、今回紹介した商品以外にも、オフィスチェアやゲーミングチェアを幅広くレビューしています。
「オットマンなしの椅子のレビューも見てみたい」という方はぜひ参考にしてください◎
\ 今すぐ使用感をチェック! /
ぜひ本記事を参考に、より快適な座り心地の椅子を手に入れましょう!