「ゲーミングチェアでもあぐらをかきたい」
「あぐらをかいたほうが集中できるけど座りづらい」
「あぐらをかきやすいゲーミングチェアってないの?」
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
ゲーミングチェアであぐらをかくひとも多くいますが、姿勢が整わないと腰痛の原因になります。
しかし、あぐらをかいた方がリラックスしやすかったり、集中できてスコアが上がったりする人もいますよね◎
この記事では、これまで100脚以上の椅子を試してきた経験をもとに、以下の内容を解説します!
- ゲーミングチェアであぐらをかくときの注意点
- あぐらをかきやすいゲーミングチェアの選び方
- 今使っているゲーミングチェアであぐらをかくときの工夫
最後まで読むことで、好きな姿勢で快適なゲームライフを送れるようになるでしょう。
買い替えを検討している人におすすめの椅子も紹介しているので、チェックしてみてください◎
ゲーミングチェアにあぐらをかくなら座り方に注意
ゲーミングチェアであぐらをかくときは、座り方を間違えると肩こりや腰痛の原因になるので注意しましょう。
立っているときは背骨がS字になっていて、重い頭を支える理想の姿勢が保てています。しかし、座るときに骨盤の向きに注意しないと、背骨がCの形に曲がり頭が前に出た姿勢になってしまいます。
崩れた姿勢で長く座っていると、肩こりや腰痛になり、パフォーマンスにも影響が出るので気をつけましょう!
骨盤を立てた状態で座ると、立っているとき同様に背骨がS字の状態を保てるので、腰痛や肩こりを回避できます。少し前屈みになりながらお尻を後ろに向けるイメージで持ち上げて、体を起こすと骨盤の向きが整うでしょう。
腰痛や肩こりに悩むと集中できず、パフォーマンスが下がります。慣れるまで座りにくさを感じますが、あぐらをかくときは姿勢に注意しましょう。
あぐらをかきやすいゲーミングチェアの特徴3選
多くのゲーミングチェアはあぐらをかく前提で設計していません。普段からあぐらをかく習慣がある人は、ゲーミングチェアを選ぶ段階で、あぐらがかきやすい椅子を探しましょう。
ここでは、あぐらのかきやすいゲーミングチェアを探すうえで注目すべき3つの特徴について紹介します。
- 座面が広い
- 座面の硬い
- フットレストがついている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.座面が広い
座面の広さはあぐらをかくうえで重要です。足を上げてあぐらをかける広さがあるか、確認してください。
床にあぐらをかくときとは違い、座面にあぐらをかくと広さに制限があるので、姿勢が崩れやすくなります。体型によってあぐらをかくときに必要な幅は異なるので、買う前に確認しましょう。
座面の広さとフラット具合に注目するのがポイントです。
また、座面が広くてもフィット感を高めるために、外側が盛り上がっているものもあります。外側が盛り上がっている座面は、数値でみるよりも座れる範囲が狭いのであわせて確認してください。
「座面の広さ=座れる面積ではない」ので注意しましょう!
2.座面が硬い
ゲーミングチェアであぐらをかくときは、座面の硬さを確認しましょう。
座面が柔らかいと、体重がかかりやすいお尻の部分が沈み込んでしまうので、骨盤の向きが整わず背中が丸まった状態になります。
お尻の部分を支えられる硬さがある座面のほうが、あぐらをかくときに姿勢が崩れにくく、腰痛や肩こりを避けられます。事前に試せるのであれば、あぐらをかいたときにお尻を支える硬さがあるか確認してみてください。
盲点になりがちですが、あぐらをかき姿勢を維持するためには、座面の硬さも重要なので注意しましょう。
腰痛と肩こりがあると集中しにくいので、注意しましょう◎
3.フットレストがある
座面が小さく、あぐらがかきにくい椅子でも、フットレストがあると広さを確保できます。
ゲーミングチェアのほとんどは、あぐらをかく前提で作っておらず、座面の広さが限られます。とくに座面とフラットな位置にくるタイプのものだと、なお良いでしょう。
ちなみに、ウィステリア・フリーダムチェアはフットレストを手前に寄せると座面が拡張されたようになります。床にいるときのように足を前に投げ出せる点があぐら姿勢をよくとる僕には嬉しいポイントです◎
またフットレストの素材も、ストレスを感じず座るためには確認が必要です。
蒸れにくいメッシュタイプは躯体の部分が硬いので、長時間座ると痛くなる可能性があります。
クッションタイプは、ほとんどの部分がクッションで守られているので、痕がついたり痛みを感じたりする心配は少ないでしょう。
ただし、メッシュに比べるとやや蒸れやすいので、何を優先するべきか自分のなかで明確にしたうえで選びましょう。
フットレストがあるとあぐら以外のラフな姿勢も作りやすいのでおすすめです◎
あぐらがかけるおすすめのゲーミングチェア3選
100脚以上の椅子を試してきたうえで、おすすめしたいあぐらがかけるゲーミングチェアを3つ紹介します。
商品名 | 背面素材 | 座面素材 | 座面の高さ | ヘッドレスト | ランバーサポート | フットレスト | リクライニング最大角度 | アームレスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AGRelux | レザー | モールドウレタン | 44〜55cm | 175度 | 4D | |||
Bauhutte ゲーミング座椅子 LOC-950RR | ファブリック | モールドウレタン | なし | なし | 180度 | 3D | ||
ウィステリア・フリーダムチェア | ファブリック | モールドウレタン | 通常モデル:41.5~47.5cm 高身長モデル:43.5~51.5cm | 135度 | 4D |
ただし、AGReluxを除いて、あぐらをかく目的で開発されたわけではないので注意しましょう。
それぞれのいすの特徴を比較しながら、自分に合う一脚を見つけてください◎
1.AGRelux(アグリラックス)
※カート追加で割引が反映されない場合、クーポンコード「AGRelux_campaign_Sep」を入力してください。
商品名 | AGRelux |
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背面素材 | レザー |
座面素材 | モールドウレタン |
座面の高さ | 45~55cm |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
リクライニング最大角度 | 175度 |
アームレスト | 4D |
AGReluxは、いすの上でも快適にあぐらをかけるように開発されたゲーミングチェアです。普段、あぐらしかかかない人は、ぜひ選択肢に入れてください。
座面はあぐらをかきやすいように広く作られています。また、場所によって座面の硬さが異なり、あぐらをかいても姿勢が維持しやすいように作られています。
今までの椅子であぐらをかいたときに、窮屈さを感じていた大柄な人でもゆったり座れるでしょう◎
ただ、座面が大きいので、通常の座り方をしたときに膝を90度に曲げるのが難しいです。標準でランバーサポートが2つ付属していますが、小柄な人はそれでも曲げられない可能性があるので注意しましょう。
AGReluxの使用感や機能性に関する詳細は「【あぐら中毒にはコレ】あぐら専用ゲーミングチェア「アグリラックス」で解説レビュー|AGRelux」を参考にしてください◎
2.Bauhutte ゲーミング座椅子 LOC-950RR
商品名 | ゲーミング座椅子 |
---|---|
背面素材 | ファブリック |
座面素材 | モールドウレタン |
座面の高さ | ー |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | なし |
リクライニング最大角度 | 180度 |
アームレスト | 3D |
Bauhutteのゲーミング座椅子は、普段から床に座ってゲームをする人に向きの、あぐらをかきやすい一脚です。
座椅子なので、いすの中に足を入れ込む必要がなく、あぐらをかいて作業をしやすいのが特徴です。
また、足を座面に入れ込まない場合は、自然とお尻のほうが足よりも高い位置にあるので骨盤の向きが整いやすく姿勢が作りやすいでしょう。
椅子の座面に完全に足を入れてあぐらをかく場合は、体格によって難しい可能性もあるので注意してください!
詳細は「【ゲーミング座椅子レビュー】Bauhutteを買ったので…今後はあぐら作業できるぞ!」を参考にしてください◎
3.ウィステリア・フリーダムチェア
商品名 | ウィステリア・フリーダムチェア |
---|---|
背面素材 | ファブリック |
座面素材 | モールドウレタン |
座面の高さ | 通常モデル41.5~47.5cm 高身長モデル43.5~51.5cm |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
リクライニング最大角度 | 135度 |
アームレスト | 4D |
ウィステリア・フリーダムチェアは、座面の左右の縁がそこまで高くなく、あぐらを内蔵されているフットレストを利用することでが標準装備されている
ウィステリア・フリーダムチェアは、ファブリック素材のゲーミングチェアで、あぐらをかきたい人にもおすすめできる一脚です。
あぐら用に作られたわけではありませんが、座面の左右の縁が控えめで、あぐら姿勢でもほとんど気になりません。
フットレストが備え付けられており、手前に寄せることで座面を拡張できます。これにより、足を投げ出してあぐらをかけます。
個人的には、座面に体をしまっておく意識が不要になり、ゲームや作業への集中力が阻害されない感じがありました!
詳細レビューは「【神コスパ】このゲーミングチェア…ガチでおすすめ‼️|比較レビュー/ウィステリア・フリーダムチェアvs AKRACING vs DOWINX」を見てみてください◎
テキストと画像で見たい方は、関連記事「【ウィステリア・フリーダムチェア】神コスパのゲーミングチェアを比較レビュー|藤沢工業」がおすすめです。
ゲーミングチェア以外であぐらのかきやすい椅子の特徴
ゲーミングチェア以外でもあぐらをかきやすい椅子があります。
絞り込むときは以下の2つの特徴を参考にしてください。
- 跳ね上げ式アームレスト
- フットレスト
跳ね上げ式のアームレストであれば、あぐらをかくときは避けておき、普通に座るときは通常の位置に戻すといった使い分けができます。
とくにひんぱんに椅子に座る方にとってアームレストは必須級のアイテムです。
腕全体の重さは、手を抜くと体重の約14%(左右で各7%)あるといわれており、それを腕自身や肩の筋肉だけで支えると大きな負担になるからです。
あぐら姿勢のときは倒しておき、通常時は戻しておけば、長時間の作業をしたときの肩や腕の痛みを軽減できるでしょう。
また、フットレストがあると、座面に無理やり足をしまいこむ必要がないので、より自由な姿勢がとりやすくなります。
ゲーミングチェア以外であぐらをかける椅子を探すときは「跳ね上げ式のアームレスト」「フットレスト」の2つがついているものを探してみてください◎
ゲーミングチェア以外であぐらをかけるおすすめの椅子2選
ゲーミングチェア以外であぐらをかけるおすすめの2脚を紹介します。
商品名 | 背面素材 | 座面素材 | 座面の高さ | ヘッドレスト | ランバーサポート | フットレスト | リクライニング最大角度 | アームレスト |
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TOKIO EN01(Enginnerモデル) | ファブリック | モールドウレタン | 42〜51cm | 通常のポジションから28度 | 3D 跳ね上げ機能付き |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.TOKIO EN01(Engineerモデル)
商品名 | TOKIO EN01 |
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背面素材 | ファブリック |
座面素材 | モールドウレタン |
座面の高さ | 42~51cm |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
リクライニング最大角度 | 通常のポジションから28度 |
アームレスト | 跳ね上げ機能付き | 3D
TOKIO EN01(Engineerモデル)は、カテゴリとしてはオフィスチェアに入りますが、後ろにもたれかかった状態での作業もしやすい仕様で、ゲームの用途にも使えます。
アームレストは跳ね上げ式でどのような座りかたをしても邪魔にならない位置にまで動かせるのが、おすすめのポイントです。3方向に調整できるので、使い勝手もいいでしょう。
また、フットレストを使うとお尻の位置よりも足の位置がしたになるため、楽な姿勢であぐらがかけます。
あぐらをかいて楽器演奏やゲームを楽しめるおすすめの一脚です。
詳細は「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 |ニトリOC707 vs TOKIO EN01」を参考にしてください◎
【+α】今のゲーミングチェアであぐらをかく方法
今使っているゲーミングチェアであぐらをかくときは、タオルやクッションを活用するのがおすすめです。
座面がやわらかく、お尻が沈み込んでしまう場合はタオルやクッションをお尻の下に敷き、足よりも高い位置にすると姿勢が整いやすくなります。
ただ、座面の広さが限られている場合は、無理に足をしまいこむと骨盤がゆがみ、腰痛や肩こりの原因になる点に注意が必要です◎
買い替えを検討している人も無理のない範囲で試してみてくださいね。
ぜひ本記事を参考に、あぐらをかきやすいのはもちろんのこと、ほかの機能も充実したゲーミングチェアをみつけて、より快適なゲームライフを楽しんでください。
なお「Mr.Chairs」のYouTubeチャンネルでは、ゲーミングチェアやオフィスチェアを実際に比較しながら、自分に合う一脚を選べるようにレビュー動画を多数配信しています。
椅子選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね◎
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