「コンテッサセコンダのレビューは?」
「20万円以上の金額を払う価値はある?」
「どんな人におすすめなのか詳しく知りたい!」
コンテッサセコンダは、日本のトップメーカーオカムラが作った最上位モデルの高級オフィスチェアです。
とはいえ、実際に使った感想はどうなのか、本当に20万円以上の金額を払う価値があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論からいうと、コンテッサセコンダは知れば知るほど日本のブランドの底力や魅力を感じる一脚です。
そこで本記事では、30脚以上の高機能チェアを持っている僕が以下の内容について詳しく解説します。
- コンテッサセコンダの特徴
- 実際に使って良かった点・イマイチな点
- コンテッサセコンダがおすすめな人の特徴
- 一緒に検討してほしいオフィスチェア
コンテッサセコンダが自分に合っているか知りたい方には、特にぴったりな内容です◎
ぜひ本記事を参考に、コンテッサセコンダの使用感をチェックしてくださいね。
オカムラの最上位モデル「コンテッサセコンダ」の概要をサクッと解説
機能 | 詳細 |
---|---|
価格(公式サイト調べ) | 220,440円~(税込) |
素材 | メッシュ or ファブリック or レザー |
クッション | ウレタン(異硬度クッション) |
ヘッドレスト | オプション(大型固定 or 小型可動) |
アームレスト | 4D可動肘 or 固定肘 先端にリクライニングと椅子の高さを調整するボタンあり |
ランバーサポート | オプション |
フットレスト | なし |
座面 | 上下:42~52cm 前後:5cmスライド |
リクライニング機能 | 最大116° アンクルチルトリクライニング(くるぶしを中心に背もたれと座面が連動してリクライニングする) リクライニングの固さ調整4段階 前傾リクライニングなし |
脚部 | ナイロン or ウレタン |
保証期間 | 外感・表面仕上げ:1年 機構部・可動部:2年 構造体:8年 |
コンテッサセコンダは、一言でいうと「後傾姿勢と各種調整の楽さに特化した、高級オフィスチェア」です。
素材の選定・メッシュの製造・椅子の組み立てまですべて日本国内で行っています。
日本のブランドらしく、細かい部分までこだわり抜かれている点が魅力的です◎
コンテッサセコンダを実際に使ってみて良かった点8つをレビュー
コンテッサセコンダの感想を徹底レビューします。
実際に使ってみて、わかった特徴は以下の8つです。
- リクライニングの操作もできる高機能4Dアームレスト
- シームレスな作業を可能にするアンクルチルトリクライニング
- 日本の織物技術を生かした「織り」のメッシュ素材
- 体への負担が少ない「異硬度クッション」
- 幅広く座り心地の良い座面|前後に調整可能
- 世界屈指のデザインファームによる高級感あるデザイン
- カラー・素材・パーツなどカスタマイズ幅の広さ
- 体重136kgの人が24時間7日間連続使用する想定の耐久試験もクリア
ひとつずつ詳しく解説します。
1.リクライニングの操作もできる高機能4Dアームレスト
コンテッサセコンダのもっとも特徴的なポイントは、アームレストの先を握るだけで椅子の高さとリクライニングを簡単に操作できる点です。
姿勢を崩さず、作業に合わせてすぐ調整できるのが魅力です◎
アームレスト自体も腕を置きやすい長めの曲線で、高さ・前後・内側外側・斜めに調整できます。ボタンを押しながら調整するのは高さだけで、それ以外は直感的に操作できるようになっています。
2.シームレスな作業を可能にするアンクルチルトリクライニング
コンテッサセコンダは、かかとの位置を全く動かさずにリクライニングできます。
身体の位置が椅子からずれないため、物をとったり動いたりしても姿勢が崩れません。
また、座面下についているノブで、リクライニングの固さを4段階で簡単に調整できます。
3.日本の織物技術を生かした「織り」のメッシュ素材
オカムラのメッシュ素材は「織る」形で作られているのが大きな特徴です。
通常のメッシュ素材は、糸同士を1本1本編む形で作られています。一方でコンテッサセコンダは、色合い・発色・透明感を追求した結果、織る形にたどり着きました。
上の写真のとおり、織られている感じが目でわかるほど特殊で綺麗な見た目をしています。
4.体への負担が少ない「異硬度クッション」
コンテッサセコンダは、座面をメッシュとクッションから選べます。
僕は今回クッションを選んだので、クッションについてレビューしますね!
オカムラは「異硬度クッション」と呼ばれる特殊でこだわりのある座面になっています。
支えるべきところは硬く、圧迫しがちな手前の部分は柔らかく、とクッションの中で硬さを変えているため、身体への負担が少ないのが特徴です。
5.幅広く座り心地の良い座面|前後に調整可能
コンテッサセコンダは座面が広めに設計されているうえ、前後にスライド調整できるため広々と座れます。
座り心地はもっちりとしていて、お尻がちょっと沈んで体重を受け止めてくれている感覚です。
値段相応の品質を感じさせてくれるすばらしい座り心地です◎
6.世界屈指のデザインファームによる高級感あるデザイン
コンテッサセコンダは、世界屈指のデザインファーム「Italdesign(イタルデザイン)」がデザインを担当しています。
自動車から家具・家電・時計など多岐にわたるプロジェクトを手がけており、数々のデザインアワードの実績があります。
見ただけで高級だと感じさせてくれるデザインです◎
7.カラー・素材・パーツなどカスタマイズ幅の広さ
コンテッサセコンダは、カスタマイズの幅が広いので、自分の好きな組み合わせのチェアを作れます。
座面や背面は、メッシュ・クッション・レザーなど素材変更ができます。
カラー展開も豊富で、組み合わせも自由度が高いので、どんな部屋のインテリアにも合わせられそうですね!
また、ヘッドレストは形や機能の違うものが3種類あるなど、その他パーツオプションもカスタマイズの自由度が高いのも特徴的です。
8.体重136kgの人が24時間7日間連続使用する想定の耐久試験もクリア
コンテッサセコンダは、通常よりも基準値を上げた耐久試験をクリアしています。
通常の耐久試験は「体重90kgぐらいの人が何年も1日8時間デスクワークで使い続けられる」が基準です。
しかしコンテッサセコンダにおいては「体重136kgのオフィスワーカーが24時間7日間連続使用しても大丈夫」な状況まで、自ら基準値を上げています。
品質や構造への自信を感じますね!
コンテッサセコンダを実際に使ってみて気になった点をレビュー
コンテッサセコンダを実際に使ったからこそわかった、気になるポイントは以下のとおりです。
- 前傾姿勢で作業できない
- フットレストがない
- ヘッドレストやランバーサポートがオプションになっている
ひとつずつ詳しく解説します。
1.前傾姿勢で作業できない
コンテッサセコンダには、前傾リクライニングの機能がありません。
背もたれに体を預ける後傾姿勢に特化しているため、前傾姿勢で集中して作業したい人には向いてないでしょう。
記事の後半で、前傾姿勢に対応しているおすすめチェアを紹介していますので、このデメリットが気になる人はぜひご参考ください◎
2.フットレストがない
コンテッサセコンダは後傾姿勢に特化していますが、フットレストがついていないため、脚を伸ばしてくつろげません。
脚先までチェアに預けたい人には、高級チェアの中ならエルゴヒューマン プロ2 オットマン(Ergohuman PRO2 Ottoman)がおすすめです。
記事の後半で、エルゴヒューマン プロ2 オットマンについても紹介していますので、ぜひチェックしてみてください◎
3.ヘッドレストやランバーサポートがオプションになっている
コンテッサセコンダは、ヘッドレストやランバーサポートもオプションになっています。
カスタマイズ性はすばらしいですが、裏を返せばオプションを購入しないと満足のいく椅子を手に入れられない点がネックです。
「とにかくお金を出してでもいい椅子が欲しい」という人でなければ、購入しにくいでしょう…!
コンテッサセコンダをおすすめできる人
コンテッサセコンダをおすすめできる人の特徴は、以下の2つです。
- 最高級の日本製チェアが欲しい人
- 後傾姿勢で仕事することが多い人
ひとつずつ詳しく解説します。
1.最高級の日本製チェアが欲しい人
コンテッサセコンダは、日本のオフィスチェアのトップメーカーオカムラのフラッグシップモデルとしてふさわしい、品質・性能共に間違いない一脚です。そのため、予算関係なくいい椅子が欲しい人におすすめです。
素材の選定・メッシュの製造・椅子の組み立てまで、すべて日本国内で行っています。
「日本製の椅子が欲しい人」にもぴったりです◎
2.後傾姿勢で仕事することが多い人
コンテッサセコンダは、後傾姿勢で長時間作業する人におすすめです。
特に以下の職業の人に向いています。
- トレーダー
- ITエンジニア
- 動画編集者
たとえばデュアルモニターなどを使用して視線をあちこちに向ける場合、体を背もたれにしっかり預けているほうが楽に作業ができます。
フリーランスや経営者の方にもおすすめです◎
【購入前にチェック】コンテッサセコンダと比較検討してほしいおすすめチェア3選
コンテッサセコンダを購入する前に、一緒に検討してほしいチェアを3つ紹介します。
それぞれ詳しく紹介します。
1.ハーマンミラー アーロンチェア リマスタード
アーロンチェア リマスタードは、世界で最も長く愛されている高級オフィスチェアのリマスターモデルです。
コンテッサセコンダとの大きな違いは、次の2点があります。
- 前傾姿勢に対応している
- ランバーサポートが縦型で、背中を押す度合を調節できる
書き物など、姿勢を正して作業に集中したい人におすすめです◎
2.オカムラ シルフィー
オカムラ シルフィーは、オカムラのスタンダードモデルです。
コンテッサセコンダとの大きな違いは、以下の通りです。
- 前傾姿勢に対応している
- コンテッサセコンダより10万円ほど安い
座面が前後にスライド調整できたり、同じ「織る形」のメッシュ素材を使用していたりする点は共通してます。
前傾姿勢に対応した、日本のトップメーカーの椅子を手にいれたい人におすすめです。
3.エルゴヒューマン プロ2 オットマン
エルゴヒューマン プロ2 オットマンは台湾の有名メーカーがつくった高級オフィスチェアです。元々人気だったエルゴヒューマンプロをリニューアルしました。
コンテッサセコンダとの大きな違いは、以下の2点です。
- 前傾姿勢に対応している
- フットレストがついている
前傾チルトの調整が座ったままワンタッチでできる、フットレストの面積が2倍広くなるなど、旧タイプから仕様が大きく変わっています。
仕事に集中したいときにも、足を投げ出してくつろぎたいときにもフィットしてくれるのは魅力的です。
オカムラのコンテッサセコンダは、前傾姿勢対応やフットレストが欲しい人には向いていませんが、フラッグシップモデルにふさわしい仕上がりの最高級チェアです。
ぜひ本記事を参考に、満足のいくオフィスチェア選びを実現してくださいね◎
なおMr.chairsのYouTubeチャンネルでは、いろいろなチェアのレビューや機構を詳しく解説している動画を配信しています。椅子選びで後悔したくない人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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