「AIMChairを実際に使った感想を知りたい」
「他のゲーミングチェアとの違いは?」
「自分に合っているかを確かめたい」
AIMchairは、ゲーミングチェアの新たな形を提案した画期的な大人気モデルです。なんとなく他のゲーミングチェアと出で立ちの違いを感じるものの、実際にどのような使い心地なのか気になる方は多いのではないでしょうか。
ゲーミングチェアは商品ごとに機能性だけでなく、使う人の向き不向きがさまざまです。そのため、購入を検討する際は実際に使っている人のレビューをチェックすることが重要です。
そこで本記事では、50脚以上のチェアに座って比較してきた僕が以下の内容を解説します。
- AIMchairのコンセプトと特徴
- AIMchairを使って良かった点・気になった点
- AIMchairをおすすめできる人
各機構を動かしている様子や細かな外観は、レビュー動画「【衝撃の事実】ゲーミングチェアは「ゲーム専用ではない」|AIMchairとAKRacingを比較レビュー」でも詳しく紹介しています。
ぜひこちらも参考にしながら、AIMchairがご自身に合っているのかを検討してみてください◎
なおAIMchairは、ゲーマーが求める機能や快適性を追求したという、ほかのチェアとは違ったコンセプトで開発された経緯があります。
ぜひ公式サイトで開発にかける思いもチェックしてみてくださいね!
ゲーミングチェアを再定義!AIMchairを開発コンセプトから徹底レビュー
AIMchairは「ゲーミングチェアを新たに再定義する」というコンセプトで開発されたチェアです。
主な特徴は以下の表をご覧ください。
機能 | 詳細 |
---|---|
価格 | 49,800円 |
素材 | メッシュ |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
アームレスト | 4方向 |
座面の高さ | 43cm~53cm |
リクライニング最大角 | 123度 |
脚部 | ナイロン素材 |
保証期間 | 1年間 |
機能 | 詳細 |
---|---|
価格 | 49,800円 |
素材 | メッシュ |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
アームレスト | 4方向 |
座面の高さ | 43cm~53cm |
リクライニング最大角 | 123度 |
脚部 | ナイロン素材 |
保証期間 | 1年間 |
「再定義」とは、ゲームをプレイする時の快適性を改めて追及して設計したということです。
そもそもゲーミングチェアは、ゲームをするために作られた椅子ではありません。レーシングカーなどのシートメーカーが開発した椅子のイメージ戦略として、ゲーム用途に定着していったものがゲーミングチェアです。
車のシートで使われていた特徴を残した従来のゲーミングチェアに対して、AIMchairはゲームのプレイングを快適にするために考えられた一脚といえます。
オフィスチェアに近いシャープなデザインで在宅ワークにも使いやすいですね◎
5万円を切るチェアの中ではクオリティや機能性のバランスが良く、多くの人におすすめできるゲーミングチェアです。
AIMchairを実際に使ってみて良かった点を7つレビュー
AIMchairを使った感想について、徹底レビューしていきます。
実際に使ってみてわかったこのチェアの良い点は、以下の通りです。
- 座面が前後に動く
- 腕を動かしやすいアームレスト
- 柔らかいメッシュ素材
- 密度が高く快適なクッション
- 一体型で通気性の良いランバーサポート
- 調整しやすいヘッドレスト
- 全体的にシャープでシンプルなデザイン
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.座面が前後に動く
AIMchairは、座面を前後に動かせることが、他のゲーミングチェアにはない大きな特徴です。
座面下のレバーによって座面の前後の位置を調整できます。
座面の前後調整ができれば、後ろにもたれる座り方だけでなく、前かがみで作業やゲームをする姿勢(前傾姿勢)でも座りやすくなります。
座面を背もたれ側に寄せると、体が椅子にグッとフィットして姿勢が正されるため、一般的なゲーミングチェアよりも前傾姿勢をとりやすいと感じました◎
ゲーミングチェアのほとんどは後ろにもたれる後傾姿勢に合わせて設計されているため、AIMchairは前傾姿勢でゲームや作業をしたい人でも選べる数少ないゲーミングチェアです。
オフィスチェアとベースの構造が似ているAIMchairならではの特徴ですね◎
また、座面を手前に引き出せば、あぐらをかいて座る姿勢も可能です。
オフィスチェアでは座面を前後に動かせる2万円台の低価格なモデルもあります。しかし、低価格帯と比べるとAIMchairのほうが調整のスムーズさなどのクオリティが高いです。
2.腕を動かしやすいアームレスト
AIMchairのアームレストは、長さが短めでコンパクトな設計なことが特徴です。
アームレストが短いことによって、手首部分の摩擦が少なくなるために腕が動かしやすくなります。
マウスなどを激しく動かすゲームをしたい人にとっては腕の摩擦があるとストレスになるため、このような設計になっているのではないかと感じました。
ゲーマーである弟の意見からこの視点に気づきました!
デスクワークなどで腕全体をがっしり置きたいという人もいるため、好みが分かれる部分でもあるでしょう。
4方向に動かせて見た目の安っぽさも全く感じない、しっかり作られたアームレストです◎
3.柔らかいメッシュ素材
AIMchairの背もたれはメッシュ素材です。布っぽいサラッとした柔らかい触り心地のメッシュが使われています。
ゲーミングチェアはレザー素材が使われることが多いですが、メッシュの大きなメリットは通気性の良さにあります◎
長時間背中をつけて座っていると、通気性が良くないレザーの背もたれであれば汗ばんでしまうでしょう。
ただし、見た目の高級感はレザーのほうに軍配が上がります…!
メッシュ素材を選ぶことで、長時間の集中した作業やゲームの快適性が大きく変わってきます。
4.密度が高く快適なクッション
座面はクッションでできていて、高密度のウレタンフォームが使われています。
底付き感がなく、体をしっかりと受け止めてくれると感じました。
座面の前側の方が柔らかくなっている上に、適度に丸く収まった形状になっています。
座った時に膝や太ももの辺りに圧迫感を感じることはありません◎
5.一体型で通気性の良いランバーサポート
AIMchairのランバーサポートは背もたれと一体型です。
背もたれ後ろ側のレバーを上げるとメッシュの張りが強くなり、レバーを下げると緩みます。
張り具合で腰へのサポート力の調整が可能です◎
通常のゲーミングチェアは、クッションの高さを変えて調整します。クッション型のほうが腰を強く押してくれる感覚があるでしょう。
AIMchairの腰へのサポートは他のチェアに比べると弱めです。腰のサポートを重視する方は、AIMchairと同価格帯で独立型のランバーサポートがついている「TOKIO EN01(Engineerモデル)」をおすすめします。
AIMchairのランバーサポートは、メッシュの背もたれと一体型のため、クッションと比べて通気性の良さが魅力です。
好みの問題になるので、比較しながら自分が何を求めるのかを考えましょう。
6.調整しやすいヘッドレスト
AIMchairには、オフィスチェアのような機構のヘッドレストが付いています。
高さ調整の機構部分が大きなベース型で支えられているため、上下の調整がかなりしやすいことが魅力です。
オフィスチェアでも動きが硬いものも多いですが、座ったまま両手でスムーズに動かせます。調整のために立ち上がる煩わしさもありません。
私の中ではお気に入りのヘッドレストです◎
通常のゲーミングチェアはクッションをゴムで固定した形のものが多いですが、どちらを選ぶのかは好みによります。
クッションの方が枕のような柔らかさを感じられますが、蒸れにくさを優先する場合はメッシュの方が快適に使えるでしょう◎
7.全体的にシャープでシンプルなデザイン
AIMchairは、全体的にシャープでシンプルなデザインで設計されています。
これは、バケット型の大きなフォルムという、一般的なゲーミングチェアの特徴とは異なります。
ちなみに、同じようにシンプルなデザインのオフィスチェアでは「TOKIO OCVシリーズ」がおすすめです。ボディがアルミ素材で質感が良く、金額もAIMchairと近いため、ぜひあわせて検討してみてください◎
どちらかと言うとオフィスチェアに近いシンプルな見た目ながらも、どこかゲーム空間に馴染むような洗練されたデザインが魅力です。
コンパクトなつくりであるため、他のゲーミングチェアより軽量ですね◎
ロゴも背面の下部に小さく書いてあるだけです。
他のゲーミングチェアより、デスクやインテリアの中でも馴染みやすいでしょう。
AIMchairを実際に使ってみて気になった3つのポイントをレビュー
AIMchairを使った上で、購入を検討する前に注意しておくべきだと思った点が3つあります。
- 大きめの椅子のほうがリラックスはしやすい
- 低身長の人は座面の高さに注意が必要
- 従来のゲーミングチェアとは見た目が大きく違う
購入後に後悔する結果にならないように、チェックしてみてください。
1.大きめの椅子のほうがリラックスはしやすい
AIMchairはシャープなつくりをしているため、ソファのように体を預けてゆったりと座りたい場合は、バケット型の大きなフォルムをしたゲーミングチェアに軍配が上がります。
AIMchairの座面も狭いわけではないため、大柄な方でなければあぐらをかいてリラックスすることも問題ありません。
しかし、体を包み込んでくれるような座り心地を求めるならば、大きめのチェアを選ぶ方がよいでしょう。
AIMchairはがっつりと集中してゲームや作業をしたい方にとって使いやすい設計といえます◎
2.低身長の人は座面の高さに注意が必要
AIMchairの座面の高さは43cm〜53cmです。
基本的にはどのような身長の人にも対応していますが、身長160cmを下回る方であれば、少し高いと感じるかもしれません。
高さが合わなければ、専用の足置き(フットレスト)を使って調整する方法もあります…!
身長面に不安がある方は、ホームページ等で座面の高さをしっかりチェックして、実際に試座してみることをおすすめします◎
ちなみに、ゲーミングチェアで座面の高さが低いものとしては、最低高41.5cmのウィステリア・フリーダムチェアがあります。機能性も抜群なため、あわせて検討してみてください。
3.従来のゲーミングチェアとは見た目が大きく違う
ゲーミングチェアらしい見た目のチェアを部屋に導入したい人は、AIMchairを選ぶと後悔してしまうかもしれません。
AIMchairは、従来のゲーミングチェアとは見た目や雰囲気が大きく違い、どちらかといえばオフィスチェアに近いデザインをしています。
- バケット型の大きな座面
- レザー張りの質感
- 大きなロゴや蛍光色のカラー展開
逆に、AIMchairのシンプルなデザインは、在宅ワークなどにぴったりでしょう◎
ゲーミングチェアらしいデザインに憧れがある場合は、他のチェアを検討することがおすすめです。
AIMchairをおすすめできる人の特徴3選
AIMchairを実際に使ってみて、購入をおすすめできる人は以下のような人であると感じました。
- 前傾姿勢で座ることが多い人
- ゲームのプレイングにおける快適性を追及したい人
- 予算5万円で仕事用チェアを探している人
ぜひ参考にしてください!
1.前傾姿勢で座ることが多い人
前傾姿勢で作業やゲームを快適にできるゲーミングチェアを探している人であれば、AIMchairは有力候補の一つです。
座面を前後に調整できるため、背もたれ側に寄せることで背中がフィットした状態で姿勢を正して座れます。
他の多くのゲーミングチェアは後ろにもたれてゆったりと座ることを前提として設計されているため、前傾姿勢になったときに背中や腰のサポートを受けられません。
AIMchairは前かがみでも背中が丸まりにくく、ゲーム中の集中力をできるだけ維持したい方におすすめです。
メッシュ素材のため背中を背もたれに長時間付けていても蒸れにくい点も、ゲームや作業に集中できる環境を作ってくれます◎
2.ゲームのプレイングにおける快適性を追及したい人
AIMchairは開発コンセプトの通り、ゲームを快適にできるように考えられた機能性が魅力です。
- 蒸れずに長時間集中できるメッシュの背もたれ
- 他のゲーミングチェアより前傾姿勢でも座りやすい調整機能
- 腕を動かしやすいアームレスト
特に、アームレストはゲームをする人にとっては魅力的なポイントに感じます。短めに作ることで手首の摩擦を無くし、腕を振りやすいような設計が特徴です。
ゲームで相手をエイム(狙う)しやすいですね◎
ゲームをする人の視点で作られたことがわかるゲーミングチェアです。
3.予算5万円で仕事用チェアを探している人
AIMchairは在宅ワークにもぴったりです。
座面の前後調節やシンプルなデザインなど、オフィスチェアに近い設計になっています。そのため、機能的にも見た目的にも仕事に馴染みやすいでしょう。
安いオフィスチェアと比べると各機構のクオリティが高く、予算5万円以内で買えるチェアの中ではバランスが取れたチェアです。
安心して使えます◎
仕事用チェアを予算抑えめに探している人は、オフィスチェアだけでなく、ゲーミングチェアであるAIMchairも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
なお、ゲーミングチェアにこだわらないのであれば、同じ予算で購入できるTOKIO CW01(Coworkモデル)というオフィスチェアもおすすめです。
座面の前後調整に加えてランバーサポートの押し具合を調整できるため、より腰のサポートを重視する方は注目です。カバン掛けやハンガーも標準でついていてお得ですよ。
ぜひ本記事を参考にAIMchairがご自身にあっているかを見極めて、後悔のない椅子選びを実現しましょう。
ちなみに、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、AIMchairだけでなく、ゲーミングチェアやオフィスチェアを幅広く紹介しています。
実際に座っている様子と共に詳しくレビューしているので、他のチェアと比べながら購入を検討したい方はぜひ参考にしてください◎
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