「TOKIO EN02(engineer2)の特徴を詳しく知りたい」
「TOKIO EN01(engineerモデル)との違いを知りたい」
「実際に座ったレビューを知りたい」
TOKIO EN02(engineer2)は、跳ね上げ式アームレストを採用したオフィスチェアです。肘掛けを跳ね上げることで、アームレストに干渉することなく楽器を演奏できます。
フットレストの調節によりあぐら姿勢もとれるため、ゆったり座りながら趣味に没頭したい人にもおすすめできる一脚です。
一方で、実際の使用感を知ってからではないと、購入に踏み切れないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
しばたまる本記事では100脚以上のチェアを試した僕が、以下の内容を紹介します。
- TOKIO EN02の特徴
- TOKIO EN02をおすすめできる人・できない人
- あわせて比較検討したいチェア3選
ぜひ最後まで読み、TOKIO EN02の購入時の判断材料にしてみてください。
TOKIO EN02(engineer2)の概要をサクッと解説!
TOKIO EN02は、昭和39年に創業した藤沢工業株式会社(岐阜県)が販売しているオフィスチェアです。
藤沢工業株式会社では、オフィス家具の企画から納品までのすべての工程を、自社で完結させることができます。創業から「ものづくり精神」を大切に発展させ続けてきた信頼できる企業です。
TOKIO EN02は、前作のTOKIO EN01の進化版であり、藤沢工業株式会社との共同開発で誕生した自信作です。
| 商品名 | TOKIO EN02 |
|---|---|
| 背面 | メッシュ |
| 座面 | クッション |
| 座面高さ | 440~515mm |
| 奥行 (ランバーサポート凸部分~座先) | 530mm(公式) (480mm:Mr.chairs調べ) |
| 座面横幅 | 490mm |
| 座面スライド | なし |
| ヘッドレスト | |
| ランバーサポート | 独立型 |
| リクライニング | |
| フットレスト | |
| アームレスト | 3D・跳ね上げ可能 |
TOKIO EN02のアームレストは、一般的な跳ね上げ式アームレストチェアと異なり、跳ね上げ時にアームレストが座面下に隠れる仕様です。そのため、アームレストが体や楽器などに当たらず創作活動に没頭できます。
また、フットレストを引いて座面にくっつけると、座面の高さと同じになります。 そのため、あぐらやラフな姿勢をするときでも、段差による違和感がなく座ることができます。
ブラックとホワイトの2種類のフレームカラーがあり、それぞれのフレームカラーにあわせて3色展開しています。




自由な姿勢で作業したいなら、まずはチェックしたいチェアのひとつです◎
なお、Mr.ChairsのECサイトからTOKIO EN02を購入してくれた人限定で「ベストフィット動画」をプレゼントしています。
一年間、藤沢工業株式会社と共同開発した経験をもとに、TOKIO EN02が届いたらやってほしいセッティングや作業ごとに120%使いこなす方法など、僕にしかできないアドバイスをしています◎
TOKIO EN02の6つの特徴を徹底レビュー



ここでは、TOKIO EN02の6つの特徴を解説します。
- 機能性とゆったり感のバランスがとれた座面
- 座面と連結させられるフットレスト
- 創作活動の邪魔をしないアームレスト
- フレーム当たりを軽減するクッションが採用されたランバーサポート
- 高さと角度を調節できる2Dヘッドレスト
- 細部までこだわりのあるジャケットハンガーとカバン掛け
それぞれ解説していきます。
1.機能性とゆったり感のバランスがとれた座面
TOKIO engineerシリーズの座面は、耐圧分散に優れたクッションを使用しています。



クッションは1~2cmほど沈み込みますが、厚みがあり底付き感がなくお尻を包み込む形状のため、心地よく座ることができます。
TOKIO EN02が進化したポイントは、前作の楕円形の座面クッションのゆったり感を残しつつ、横幅をタイトにしたことです。
| 商品名 | TOKIO EN02 | TOKIO EN01 |
|---|---|---|
| 座面高さ | 440~515mm | 430~510mm |
| 奥行 (ランバーサポート凸部分~座先) | 530mm(公式) (480mm*Mr.Chairs実測) | 540mm(公式) (500mm*Mr.Chairs実測) |
| 座面横幅 | 490mm | 535mm |
デザインの見直しを行なったことにより、足を広げたり自由な姿勢がとりやすくなりました。







あぐら姿勢になったときに、座面フレームの当たりが少ないのも嬉しい◎
2.座面と連結させられるフットレスト
TOKIO EN02のフットレストの魅力は、座面とフットレストが地続きになるように連結させられることです。



この仕様により、あぐらやラフな姿勢を取る際に、段差による不快感がなく、ゆったりとリラックスすることができます。また、跳ね上げ機能を併用すれば、ラフな姿勢で創作活動を楽しむこともできます。







フットレストのクッションは外せるため、暑い時期の蒸れ対策もできます◎
3.創作活動の邪魔をしないアームレスト
TOKIO EN02では、肘掛けを背もたれ側に跳ね上げることができる「3D+跳ね上げ式アームレスト」を採用しています。アームレストは、前後と高さ、角度を調整することができます。



TOKIO EN02のアームレストは、一般的な跳ね上げ式アームレストとは異なり、座面下を支点(軸)として跳ね上がります。座面下にアームレストが完全に隠れ、体や楽器に当たらないため、自由な姿勢を取りながら思いっきり楽器演奏を楽しむことができます。







カチッと角度や前後調整ができるため、グラグラしません◎
4.フレーム当たりを軽減するクッションが採用されたランバーサポート
TOKIO EN02の独立型ランバーサポートは、身長に合わせて上下に7.8cm調節することができます。自分の心地いい高さに腰をフィットさせることができます。



ランバーサポートには、フレーム当たりを軽減するクッションが採用されているため、独立型ランバーサポートが苦手な人でも、心地よく座れるように工夫されています。







座面クッション✕独立型ランバーサポートのオフィスチェアは、希少価値が高いです◎
5. 高さと角度を調節できる2Dヘッドレスト
TOKIO EN02のヘッドレストは、高さを上下することができ、角度を下から上へ調節することができます。



独立型ランバーサポートの位置とヘッドレストの位置がなるべく一直線になるように、ヘッドレストが少し前に傾いている仕様になっています。







ヘッドレストには、通気性のよいメッシュ素材が使用されています◎
6.細部までこだわりのあるジャケットハンガーとカバン掛け
TOKIO EN02の背もたれの裏には、ジャケットハンガーとカバン掛けがあります。



ジャケットハンガーは、ジャケットがキレイにかけられるように、寸法にこだわったデザインがされています。



カバン掛けは、カバンやリュックはもちろんのこと、シールドケーブルを掛けることもできます。TOKIO EN02に座る人の多岐にわたる要望にあわせて、自由な使い方ができるカバン掛けになっています。




低価格帯のチェアでは、ジャケットハンガーとカバン掛けの標準装備はほとんど見かけません◎
TOKIO EN02のベストパートナーになるZATOOLシリーズのPIZA



ZATOOLシリーズのPIZAは、藤沢工業株式会社と共同制作した床置きフットレストです。
TOKIO EN02とPIZAの相性は抜群で、おもに2つのメリットがあります。
- 身長160cm未満の人でも心地よく座れる
- 足を置く位置が制限されない
それぞれ見ていきましょう。
1.身長160cm未満の人でも心地よく座れる
TOKIO EN02の推奨身長は165cm以上です。そのため、身長が低い人は、座面奥行きが合わなかったり、足が浮いて不安定になる可能性があります。



一方で、身長が160cm未満の人でも、PIZAを使用することで、奥行きと座面高さを調整することができるため、着座時の不安定感がなくなり、TOKIO EN02に心地よく座れるようになります。



TOKIO EN02に座ってみて、サイズ感や使いにくさを感じたら、PIZAを購入する方法もおすすめです。




体型や体格の異なる家族間で活用するのもよいでしょう◎
2.足を置く位置が制限されない
TOKIO EN02は「足を開いて楽器演奏する」といった自由な姿勢で作業できることが魅力のチェアです。



PIZAを利用すると、足を置く位置を自由に調節できるため、足を投げ出して広げた状態で、快適に作業や演奏をおこなえます。




PIZAの硬さは表裏で異なるので、自分の好みに合わせて作業環境を変えることができます◎
TOKIO EN02のレビューを踏まえておすすめできる人の特徴



TOKIO EN02は、以下のような人におすすめできます。
- 身長165cm以上の人
- ゆったり座りながらデスクワークしたい人
- ラフな姿勢でゲームや楽器演奏などの趣味を楽しみたい人
TOKIO EN02は、座面とアームレストの距離の最適化を行ない、座面にクッションを採用しているため、細身の人でも快適に座れます。
また、フットレストが座面と連結させられるため、あぐら姿勢をとりながら創作活動を堪能できます。
デスクワークはもちろん、創作活動も充実できて座る時間が楽しくなる一脚です。




座面クッション✕独立型ランバーサポートのチェアは、市場にあまりなく希少価値が高いです◎
なお、Mr.ChairsのECサイトからTOKIO EN02を購入してくれた人限定で「ベストフィット動画」をプレゼントしています。
一年間、藤沢工業株式会社と共同開発した経験をもとに、TOKIO EN02が届いたらやってほしいセッティングや作業ごとに120%使いこなす方法など、僕にしかできないアドバイスをしています◎
TOKIO EN02のレビューを踏まえておすすめできない人の特徴



TOKIO EN02は、以下のような特徴がある人にはおすすめできません。
- 身長160cm未満の人
- 跳ね上げ式アームレストの必要性を感じない人
TOKIO EN02の推奨身長は165cm以上です。そのため、160cm未満の人だと座面の幅や奥行きの深さが体に合わない可能性があります。
その際は、ZATOOLシリーズの床置き式フットレストPIZAの使用を検討することをおすすめします。




それぞれの長所短所をみて、自分の求めるオフィスチェアやアイテムを探すことが大切です◎
TOKIO EN02とあわせて比較検討したいオフィスチェア3選



ここでは、TOKIO EN02とあわせて比較検討したいオフィスチェアを3つ紹介します。
| 商品名 | 背面 | 座面 | 座面の高さ | 座面奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 座面の横幅 | 座面スライド | ヘッドレスト | ランバーサポート | リクライニング | フットレスト | アームレスト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TOKIO EN01 | ファブリック | モールドウレタン | 430~510mm | 540mm (500mm) | 535mm | なし | 3D+跳ね上げ | ||||
| サンワダイレクト 150-SNCM030 | メッシュ | メッシュ | 485~560mm | 470mm | 560mm | なし | 4D+跳ね上げ | ||||
| AICO PRO MAGIC pro-1 | クッション | クッション | 430~525mm | 350~450mm | 480mm | 100mm可動 | なし | 上下・前後・斜め・回転 |
それぞれ詳しく解説するので、ぜひイス選びの参考にしてください。
1.TOKIO EN01(Engineerモデル)
| 商品名 | TOKIO EN01(Engineerモデル) |
|---|---|
| 背面 | ファブリック |
| 座面 | モールドウレタン |
| 座面高さ | 430~510mm |
| 奥行 (ランバーサポート凸部分~座先) | 540mm(公式) (500mm*Mr.Chairs実測) |
| 座面横幅 | 535mm |
| 座面スライド | なし |
| ヘッドレスト | |
| ランバーサポート | |
| リクライニング | |
| フットレスト | |
| アームレスト | 3D+跳ね上げ |
TOKIO EN01は、座面にゆったりと座ることができる、跳ね上げ式アームレストを採用したチェアです。デスクワークはもちろん、肘掛けを跳ね上げれば創作活動にも打ち込むことができます。
TOKIO EN01は、背もたれと座面ともにファブリック素材で統一感があります。




パッとした単色ではなく、落ち着き感ある大人びた色合いでインテリアに馴染みます◎
詳細は関連動画「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 |ニトリOC707 vs TOKIO EN01」を参考にしてみて下さい。
2.サンワダイレクト 150-SNCM030
| 商品名 | サンワダイレクト 150-SNCM030 |
|---|---|
| 背面 | メッシュ |
| 座面 | メッシュ |
| 座面高さ | 485~560mm |
| 奥行 (ランバーサポート凸部分~座先) | 470mm |
| 座面横幅 | 560mm |
| 座面スライド | なし |
| ヘッドレスト | |
| ランバーサポート | |
| リクライニング | |
| フットレスト | |
| アームレスト | 4D+跳ね上げ |
サンワダイレクト 150-SNCM030は、座面と背もたれがメッシュ素材の跳ね上げ式アームレストのチェアです。クッション素材に比べて通気性が良いため、暑がりな人や熱のこもりが気になる人でも快適に座ることができます。
サンワダイレクト 150-SNCM030は、業務の合間に趣味の楽器演奏も楽しみたいリモートワーカーにおすすめできる一脚です。




フットレストがあるので、仕事の合間にちょっとした休憩ができます◎
詳細は関連動画「【跳ね上げ式アームレストまとめ】売れ筋オフィスチェアおすすめ4選」を参考にしてみて下さい。
3.AICO PRO MAGIC pro-1
| 商品名 | AICO PRO MAGIC pro-1 |
|---|---|
| 背面 | クッション |
| 座面 | クッション |
| 座面高さ | 430~525mm |
| 奥行 (ランバーサポート凸部分~座先) | 350~450mm |
| 座面横幅 | 480mm |
| 座面スライド | 100mm可動 |
| ヘッドレスト | |
| ランバーサポート | |
| リクライニング | |
| フットレスト | なし |
| アームレスト | 上下・前後・斜め・回転 |
AICO PRO MAGIC pro-1の座面を一番コンパクトにすると、座面高43cm奥行が35cmになり、身長150cm台の人でもゆとりをもって座れます。また、アームレストは、デスクや楽器などに干渉しないよう自在に調節できます。
AICO PRO MAGIC pro-1は、座面やアームレストなど備わっている機能の調整幅が広いため、身長や体格、作業スタイルを問わず柔軟に対応できるチェアです。




デスクワークに限らず、ゲームや音楽などの創作活動を思いっきり楽しめる一脚です◎
詳細は関連動画「【エンボディ&シルフィー超え】前傾ゲーミング&オフィスチェア『AICO Pro Magic』超おすすめ【30日間返品保証あり】」を参考にしてみて下さいね。
ぜひ本記事を参考に、TOKIO EN02の購入を検討してみてください◎
なお、Mr.ChairsのECサイトからTOKIO EN02を購入してくれた人限定で「ベストフィット動画」をプレゼントしています。
一年間、藤沢工業株式会社と共同開発した経験をもとに、TOKIO EN02が届いたらやってほしいセッティングや作業ごとに120%使いこなす方法など、僕にしかできないアドバイスをしています◎






