「MONSTER LUMBIRT2.0の使用感や特徴を知りたい」
「ほかのオフィスチェアと何が違う?」
「自分に合うかどうかを判断したい」
MONSTER LUMBIRT2.0は、MONSTER LUMBIRTからアップデートされたオフィスチェアです。
ヘッドレストが前に押し出せるようになったり、アームレストが720度回転させられるようになったりと、さまざまな機能が追加され、コスパがさらに良くなりました。
一方で、MONSTER LUMBIRT2.0の使用感がわからず、購入してもよいのか不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、100脚以上のチェアを試してきた僕が、以下の内容を紹介します。
- MONSTER LUMBIRT2.0の特徴
- おすすめできる人・できない人
- あわせて比較検討したいオフィスチェア
ぜひ最後まで読み、MONSTER LUMBIRT2.0を購入する際の判断材料にしてみてください◎
MONSTER LUMBIRT2.0の概要をサクッと解説
MONSTER LUMBIRT2.0は、MONSTER LUMBIRTからアップデートされたセパレート型オフィスチェアで、EastForce(イーストフォース)でつくられています。
セパレート型でボディーフレームがアルミのものは、8〜9万円でコスパが良いとされています。一方で、MONSTER LUMBIRT2.0は「5万円台」とさらに安く購入できるようになっています。
商品名 | MONSTER LUMBIRT2.0 | MONSTER LUMBIRT |
---|---|---|
背面 | メッシュ | メッシュ |
座面 | クッション/メッシュ | メッシュ |
座面の高さ | クッション:450〜540mm メッシュ:440〜510mm | 455〜545mm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | クッション:430〜480mm メッシュ:420〜470mm | 450mm |
座面の横幅 | 505mm | 505mm |
座面の前後調節 | なし | |
ヘッドレスト | ||
ランバーサポート | ||
フットレスト | ||
アームレスト | 720度 | 4D(360度) |
MONSTER LUMBIRT2.0はヘッドレストが手前に押し出せ、座面スライド機能も付いているのが特徴です。また、座面の素材(メッシュ/クッション)を自分の好みに合わせて選べます。




カラーは、ブラックとグレーの2色が展開されています。
MONSTER LUMBIRT2.0とMONSTER LUMBIRTの特徴・違いをレビュー



ここでは、MONSTER LUMBIRT2.0とMONSTER LUMBIRTに実際に座って感じた特徴・違いについて解説していきます。
- 座面がクッションとメッシュから選べるようになった
- 座面スライド機能が追加された
- ランバーサポートを手前に押し出せる
- ヘッドレストの調整幅が広くなった
- アームレストの調整幅が広がった
- リクライニングの固定が簡単に調整できる
- クッション素材で大きめのフットレストが採用されている
それぞれ見ていきましょう。
1.座面がクッションとメッシュから選べるようになった



MONSTER LUMBIRT2.0の座面は、2種類の素材(クッション/メッシュ)から、自分に合ったものを選べます。
クッションタイプはメッシュタイプに比べて、膝裏への圧迫を感じにくくなります。そのため、身長が低めの人の場合は、クッションタイプがおすすめです。
MONSTER LUMBIRT2.0とMONSTER LUMBIRTの座面の高さは、以下のとおりです。
商品名 | MONSTER LUMBIRT2.0 | MONSTER LUMBIRT |
---|---|---|
座面の高さ | クッション:450〜540mm メッシュ:440〜510mm | 455〜545mm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | クッション:430〜480mm メッシュ:420〜470mm | 450mm |
座面の高さを一番低くした状態であれば身長160cm以上の人が、高さをMAXまで上げた状態であれば身長180cmを超える人でも座れます。



また、座面を一番コンパクトにした状態にすると、背もたれの背あたりから座面の前までの奥行きが435mmになります。




座面を一番コンパクトにして身長169cmの僕が座ると、指2本分くらいはゆとりがあります◎
2.座面スライド機能が追加された



MONSTER LUMBIRT2.0では、座面スライド機能が追加されました。座面右下に付いているレバーを上げると、座面をスライドできます。
座面スライド機能をつかうと、座面が広がり、より深く座れるように調整できます。そのため、身長が高い人や深く座ってあぐら姿勢で作業したい人でも、余裕をもって座れるようになります。







あぐら姿勢のままゲームを楽しみたい人にも、手に取りやすい一脚になっています◎
3.ランバーサポートを手前に押し出せる



MONSTER LUMBIRT2.0もMONSTER LUMBIRTも、ランバーサポートの高さ調節ができます。また、横についているノブをクルッと回すと、ランバーサポートを手前にグッと押し出せます。




ランバーサポートを押し出すと、座面をよりコンパクトにして座れます◎
MONSTER LUMBIRT2.0とMONSTER LUMBIRTでは、3ゾーンランバーサポートが採用されています。凸型のランバーサポートと違い、ホールド感があり、包まれるような形で作業できる一脚となっています。
4.ヘッドレストの調整幅が広くなった



MONSTER LUMBIRT2.0では、高さと角度の調整にくわえて、ヘッドレストを手前に押し出せる仕様にアップデートされました。
追加された機能により、ランバーサポートの位置とヘッドレストの位置を垂直近くまで調整できるようになり、頭を軽くもたれるだけで、ヘッドレストが使えるようになりました。







後傾姿勢でパソコン作業する人は、以前のモデルに比べて、ヘッドレストの使い心地が良くなったと感じられるはずです◎
5.アームレストの調整幅が広がった



MONSTER LUMBIRT2.0では、アームレストを軸から回転させたり、パッド自体を動かせたりするようになりました。
商品名 | MONSTER LUMBIRT2.0 | MONSTER LUMBIRT |
---|---|---|
アームレスト | 720度 | 4D(360度) |
調整方法 | クリック式 | ボタン式 |




アームレストをかなり内側に入れた状態で平行にすれば、肩幅が広くない人でも肘を置きながらの作業が可能です。



高さや傾きの調整は、ボタン式からクリック式に変更になり、一番上に持っていくとそのまま下に降りてしまうタイプになりました。そのため、アームレストを一つ一つ上げながら高さを調整する必要があります。







リクライニング時にアームレストが追従する仕様のため、倒れた状態でも自分の好きな位置に調整できます◎
6.リクライニングの固定が簡単に調整できる



リクライニングの角度は、90〜130度まで倒せて、4段階で固定できます。




固定していない状態でも、少し後ろに倒して力を抜くとその場所で止まってくれます◎
体型に合わせてリクライニングの硬さ調節をする必要がないため、複数人で使う人やズボラで調整がめんどくさい人には相性がよいでしょう。
7.クッション素材で大きめのフットレストが採用されている



MONSTER LUMBIRT2.0とMONSTER LUMBIRTのフットレストには、クッション素材が採用されています。
クッションタイプのモデルを選べば、フットレストとの統一感がうまれ、素材の違和感がなく使えます。



大きめのフットレストでクッションもしっかり張ってあるため、足を乗せてゆったりと使えます。




座面やフットレストなどをすべてメッシュで統一したい場合は、別のチェアを検討してみるのがよいでしょう。
MONSTER LUMBIRT2.0のレビューを踏まえておすすめできる人の特徴



MONSTER LUMBIRT2.0は、以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
- 予算6万円でセパレート型のオフィスチェアを購入したい人
- 後傾姿勢で常にモニターワークをする人
- なるべく低価格で自分の体にフィットする一脚が欲しい人
MONSTER LUMBIRT2.0では、座面がメッシュのものと、クッションのものから選べます。そのため、細身の人でメッシュ素材が苦手な人でも選びやすい一脚になりました。




保証期間は基本1年ですが、1,000円の追加で2年の延長保証がつき「最長3年」になります◎
MONSTER LUMBIRT2.0のレビューを踏まえておすすめできない人の特徴



MONSTER LUMBIRT2.0は、デザインに対するこだわりがかなり強い人にはおすすめできません。
たとえば、ほかのチェアの場合、本体とフットレストがメッシュ素材でできているものがあります。
一方で、MONSTER LUMBIRT2.0は、フットレストがクッション素材でできているため、座面をメッシュにしてしまうと、統一感が出ないと感じる人がいるかもしれません。




Rasical Chair Elite(8万円台)は、フルメッシュ素材でできていて、メッシュ自体のクオリティも高い一脚です◎
MONSTER LUMBIRT2.0とあわせて検討したいオフィスチェア3選



ここでは、MONSTER LUMBIRT2.0とあわせて比較検討したいオフィスチェアを紹介します。
商品名 | 背面 | 座面 | 座面の高さ | 座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 座面の横幅 | 座面の前後調節 | ヘッドレスト | ランバーサポート | フットレスト | アームレスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LUMBIRT 4.0 | メッシュ | メッシュ/ クッション | メッシュ:460〜530mm クッション:440〜510mm | メッシュ:445〜495mm クッション:445〜495mm | 505mm | 4D | ||||
エイリアンチェア (前傾モデル) | メッシュ | メッシュ | 445~510mm | 515mm(470mm*Mr.chairs実測) | 515mm | 4D | ||||
Rasical Chair Elite | メッシュ | メッシュ | 440〜550mm | 450mm(380mm※Mr.Chairs実測) | 525mm | 7D |
それぞれ見ていきましょう。
1.LUMBIRT4.0
商品名 | LUMBIRT4.0 |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | メッシュ/クッション |
座面の高さ | メッシュ:460〜530mm クッション:440〜510mm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | メッシュ:445〜495mm クッション:445〜495mm |
座面の横幅 | 505mm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
アームレスト | 4D |
LUMBIRT4.0は、予算4万円で購入できるチェアで、扇のような形の3ゾーンランバーサポートが採用されています。座ったときに両サイドから腰を支えてくれるため、より安定した姿勢で作業ができます。
座面の素材は、メッシュとクッションから選べ、どちらも同じ金額で購入できます。




カラーは、ブラックとグレーの2色が展開されています◎
詳細は関連動画「【ランバート4.0vsエイリアンチェア】コスパ最強メッシュ!オフィスチェア決定戦」を参考にしてみてくださいね。
2.エイリアンチェア(前傾モデル)
商品名 | エイリアンチェア(前傾モデル) |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | メッシュ |
座面の高さ | 445~510mm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 515mm(公式) (470mm*Mr.chairs実測) |
座面の横幅 | 515mm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
アームレスト | 4D |
エイリアンチェアの前傾モデルは、座面と背もたれが一緒に前傾になるわけではなく、座面を4度傾けられるモデルです。後傾姿勢でも床から足が浮かずに作業ができたり、前傾作業時に膝裏への圧迫感を軽減できたりします。
座面スライド機能が採用されていて、座面下についているレバーを上げると座面をスライドできます。




エイリアンチェア前傾モデルは、後傾姿勢でもモニターワークがしやすい一脚です◎
詳細は関連動画「【エイリアンチェア全て登場】前傾とProの違いを比較!神コスパ比較」を参考にしてみてくださいね。
3.Rasical Chair Elite
商品名 | Rasical Chair Elite |
---|---|
背面 | メッシュ |
座面 | メッシュ |
座面の高さ | 440〜550mm |
座面の奥行き (ランバーサポートの凸部分〜座面の先端) | 450mm(公式) (380mm*Mr.Chairs実測) |
座面の横幅 | 525mm |
座面の前後調節 | |
ヘッドレスト | |
ランバーサポート | |
フットレスト | |
アームレスト | 7D |
Rasical Chair Eliteは、奥行きを約38cmまでコンパクトにできます。そのため、身長160cm未満の人でも、膝裏にゆとりをもった状態で座れます。
アームレストは7D仕様で、高さ・前後はもちろん、根本から角度の調節ができたり、アームレストのパットの角度も360度自由に調整できたりします。
背もたれを持ち上げると高さを14段階調整でき、ランバーサポートは前後2.5cm、4段階で調整可能です。




昇降・座面スライド・リクライニングのすべての機能が、右側にある1つのレバーにまとまっています◎
詳細は関連動画「【COFO超え確定】Rasical Chair Eliteは新王者!オフィスチェア比較レビュー【グロウスピカエリート進化】」を参考にしてみてくださいね。
ぜひ、本記事を参考に、MONSTER LUMBIRT2.0の購入を検討してみてください◎
Mr.chairsのサイトでは、新しいチェアのモデルが出るたびに、記事をどんどん更新していきます!定期的にチェックしてくれたらうれしいです◎
なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、さまざまなオフィスチェアを幅広く紹介しています。今回紹介したチェア以外にもたくさん比較して検討したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね◎
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