「普通サイズのゲーミングチェアだと大きすぎる……」
「コンパクトなチェアを買ったつもりが思ったより大きかった……」
「小さめのゲーミングチェアのおすすめが知りたい!」
ゲーミングチェアは背の高い海外の人向けにつくられていることが多いため、小柄な方には大きすぎる場合があります。
そのため、日本人向けやコンパクトサイズのモデルを発売しているメーカーもあります。
しかし、コンパクトと書いてあっても必ず自分のサイズに合うとは限らないため、注意が必要です!
そこで本記事では、これまで100脚以上の椅子を試してきた経験をもとに、以下の内容を解説します!
- 小さめのゲーミングチェアを選ぶときの注意点
- 小さめのゲーミングチェアのおすすめ7選
椅子選びで失敗しないように、座面の高さや奥行きなど、チェックすべき数値を比較できるようにしています!
ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりなサイズの椅子を手に入れてくださいね◎
なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、ゲーミングチェアやオフィスチェアを実物を触りながら詳しくレビューしています。
座り心地や機能性の感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するゲーミングチェア以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてください◎
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小さめのゲーミングチェアを選ぶときの注意点3選
ここでは、小さめのゲーミングチェアを選ぶときの注意点を3つ紹介します。
- メーカーのキャッチコピーをうのみにしない
- 座面の高さにこだわりすぎない
- アームレストが内側に調節できるものを選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
1.メーカーのキャッチコピーをうのみにしない
メーカーの商品説明に「小さめ」「コンパクト」などと書いてあったとしても、そのままの意味で受け取ってはいけません。
そのメーカーの中では比較的小さめなモデル、という意味の場合があり、実際に座ってみると大きい可能性があるからです。
数字で見てみましょう。たとえば、座面高の目安は以下で計算できるといわれています。
身長÷4 (+2cmまでは許容範囲)
例:160cmなら、160÷4(+2cm)⇒ 40~42cm
そのため「日本人向け!」と書いてあったとしても座面の最低高さが44cmの場合、推奨身長は170cmになるため、そこまで日本人向けとは言えません。
あくまでキャッチコピーとして受け取り、公式サイトのサイズ表などから数値をしっかり確認しましょう◎
2.座面の高さにこだわりすぎない
座面の高さにこだわりすぎないようにしましょう。
足置きやソールの厚いルームシューズなど、椅子の高さ以外の方法で解決できるからです。
一方で、他の方法での解決が難しい機能については、位置が適切かもしくは調節できるかをチェックすべきです。
背もたれの高さや座面の奥行きなどですね!
以下のような特徴をもつか確認しましょう。
着目すべきポイント | 小柄な人向けの特徴 | メリット |
---|---|---|
背もたれの高さ | 低めの設計になっている | シートのホールド感を得られやすい ヘッドレストの位置も合いやすい |
座面の奥行き | 前後に調節できる 最低値が自分の腰から膝裏までの長さ以下にできる | 膝裏が圧迫されないので長時間座ってもつらさを感じにくい |
奥行きについてはランバーサポートとの組み合わせでも変わってくるので、試座できる場所があれば購入前に一度試してみるのをおすすめします。
3.アームレストが内側に調節できるものを選ぶ
アームレスト間の幅が調節できるものを選びましょう。
肩幅に対してアームレストの間隔が広すぎると、腕を置きにくいからです。
調節方法は以下の2種類あります。
- アームレストの内寄せ・外寄せの調整機能を使う(チェアによって機能の有無が変わる点に注意)
- アームレストを椅子本体に取り付けるときに内側に寄せて取り付ける
内外の調整機能は、4方向に調整できるアームレストについています。
調整機能がついていなくても、アームレストと本体を固定するネジ穴が長穴タイプになっているものであれば、内側に寄せて取り付けられます。
以下の画像のようにだ円形のネジ穴が開いているタイプですね!
どちらの方法でもいいので内側に調節できるものを選ぶと、座面幅が広くてもアームレストを快適に使える可能性が高まります。ただし、調整代には限界があるため、標準の幅から数センチ内に寄るくらいで考えるのがよいでしょう。
小さめのゲーミングチェアおすすめ7選
商品名 | 座面の最低高さ | 座面の奥行き | 座面の幅 | 背もたれの高さ | 素材 | 座面 | ヘッドレスト | ランバーサポート | フットレスト (オットマン) | アームレスト の調整機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウィステリア・フリーダムチェア | 41.5cm | 43cm | 53cm | 81cm | ファブリック | モールドウレタン | クッシ | ョン内外あり | 4方向||
DXRacer Drifting | 40cm | 約46cm (公式不明のため寸法図から目算) | 54cm | 78.5cm | EPUレザー or 防水布 | モールドウレタン | クッション | なし | 3方向 | |
AKRacing 本田翼 監修オリジナルカラーモデル | 約43cm (座面下~地面33cm+クッションの厚み10cm) | 46cm | 55cm | 85cm | PUレザー | モールドウレタン | クッション | なし | 昇降調節可能 | |
noblechairs EPIC COMPACT | 40cm | 42~48cm | 49cm | 78cm | PUレザー or ファブリック | モールドウレタン | クッション | なし | 3方向 | |
AIMChair | 40cm | 41~45cm | 49.5cm | 70cm | メッシュ | モールドウレタン | 一体型 | なし | 内外あり | 4方向|
TOKIO EN01 | 43cm | 50~54cm | 53.5cm | 74cm | ファブリック | モールドウレタン | 独立型 可動式 | 跳ね上げ機能付き | 3方向||
Bauhutte LOC-950RR | 座椅子のためなし | 49cm | 腰側:32cm 膝側:37cm | 82cm | ファブリック | モールドウレタン | クッション | なし | 前寄り・後ろ寄りに取付可 | 3方向
ここでは小さめのおすすめゲーミングチェアを7つ紹介します。
なお「小さめ」の基準としては、以下のいずれかにあてはまるものとしています。
- 座面の高さの最低値が43cm以下
- 座面の奥行きの最低値が43cm以下
- 女性が座っている着座例があるもの
それぞれ詳しく解説します。
1.ウィステリア・フリーダムチェア
ウィステリア・フリーダムチェアは、国内メーカーである藤沢工業によって開発されたゲーミングチェアです。
座面の高さの一番低い値が41.5cmであり、ちゃんと「日本人向け」につくられています。
ヘッドレストやランバーサポートは細かく調整できるため、さまざまな体型の方におすすめできます。
アームレストも内外に調節できるなど、多機能ながらハイコスパな点が魅力です◎
ゲーミングチェアには珍しい、おしゃれなくすみカラーのファブリック素材を採用しているため、インテリアにも合わせやすいのがいいですね。
詳細については関連動画「【神コスパ】このゲーミングチェア…ガチでおすすめ‼️|比較レビュー/ウィステリア・フリーダムチェアvs AKRACING vs DOWINX」を参考にしてみてくださいね。
レビュー記事「【ウィステリア・フリーダムチェア】神コスパのゲーミングチェアを比較レビュー|藤沢工業」も用意しています。
2.DXRacer Drifting
ゲーミングチェアの王道ブランドDXRacerのDriftingシリーズは、じつは座面の最低高さが40cmになっています。
身長169cmの僕で脚がベッタリ地面につくレベルです。160cmほどの人でも違和感なく座れそうな感触があります。
背もたれの高さも80cm以下なので、ゲーミングチェアの中ではやや低めにつくられています。
上の画像のように、ヘッドレストが簡単に切り替え可能な点が特徴です。
アームレストは取付済みの状態で梱包されていますが、ネジ穴の位置を調節すれば少し内側に寄せられます◎
椅子全体にしっかりクッションが入っているので、ふかふかとした座り心地を体験できます。
詳細については関連動画「【DXracer vs AKRacing】2024年版!王道ゲーミングチェア対決|DXRacer Drifting vs AKRACING Overture」でチェックしてみてくださいね!
3.AKRacing 本田翼 監修オリジナルカラーモデル
王道ブランドAKRacingの本田翼 監修オリジナルカラーモデルは、PINONシリーズをベースに大人の女性向けにつくられたゲーミングチェアです。
本田翼さんは公式プロフィールによると、身長165cmとのこと。
公式サイトの着座画像を見るとヘッドレストの位置が少し低く見えるので、奥行きが問題なければもう少し小柄な方でもフィットすると思います。
座面の高さはクッションを含めて43cmですが、沈み具合で変わることを考慮するともう少し低くなりますよ◎
アームレストの幅は、座面下のネジ穴の分だけ調節できます。
白を基調とした柔らかい色合いなので、「ザ・ゲーミングチェア」の憧れを満たしつつインテリアにも合わせやすいのが魅力です。
4.noblechairs EPIC COMPACT
noblechairs EPIC COMPACTは、ドイツ製の高機能素材「ハイブリッドPUレザー」で仕上げられた、ハイグレードなゲーミングチェアです。
本革よりも汗を吸い、一般のPUレザーよりも乾きやすい、まるで“呼吸”するかのような特性が常にサラッと快適な座り心地を保ちます。
EPICモデルをそのまま小さくしたモデルですが、アームレストの調節機能は3方向のみです。ネジの位置を調節すれば内側に寄せられます。
座面の高さや奥行きを調節できるため、推奨身長が125cm~170cmと幅広い体型の方が座れるように設計されています。
ヘッドレストやランバーサポートの表面がベロア生地でできているので、レザーと比べると蒸れが軽減されて快適です◎
5.AIMChair
AIMChairは、オフィスチェアのようなシャープな見た目のゲーミングチェアです。
アームレストが短めになっており、ゲーム時の腕の摩擦を軽減できます。幅は組み立て時に、ネジを締める場所で調節可能です。
ヘッドレストや背面がメッシュでできていて通気性がよく、座面はクッションでお尻をしっかり受け止めてくれる構造です。
ランバーサポートは一体型でメッシュの張り具合を変えることで調節できます。
腰へのサポートは他のチェアに比べると弱めですが、座面を前後に調節できるので、座面を背もたれ側に寄せると体が椅子にグッとフィットして姿勢が正されます。そのため、一般的なゲーミングチェアよりも前傾姿勢をとりやすいのが魅力です。
シャキっとした姿勢で集中したいときにもおすすめですよ◎
詳細は関連動画「【衝撃の事実】ゲーミングチェアは「ゲーム専用ではない」|AIMchairとAKRacingを比較レビュー」を参考にしてみてくださいね。
レビュー記事「【新提案】AIMchair(エイムチェア)を動画付きレビュー!開発コンセプトから深堀り解説」も、ぜひ参考にしてください。
6.TOKIO EN01(Engineerモデル)
TOKIO EN01(Engineerモデル)は、後ろに完全に跳ね上げられるアームレストが特徴のチェアです。
角のないクッションと跳ね上げ式アームレストの組み合わせによって、座面をまたいで座ることもできます。
コントローラーなどを、脚の間に挟んで使いたいゲーマーはとくにぴったりです◎
座面の最低高さは43cmです。ただし、おしりの部分がくぼんでいる分、座った感じは少しだけ低くなります。
座面の奥行きは50~54cmと他の椅子に比べてやや深めの数値です。
しかし、独立型のランバーサポートがしっかりと骨盤を押してくれるため、その分実際は数値よりも浅くなります。
また、膝裏にあたる部分のクッションが丸く柔らかくつくられているため、圧迫されることもありません。
詳細は関連動画「【跳ね上げ式アームレスト】コスパ最強オフィスチェア「TOKIO Engineerモデル」 |ニトリOC707 vs TOKIO EN01」を参考にしてください◎
7.Bauhutte LOC-950RR
Bauhutte LOC-950RRは座椅子型のゲーミングチェアで、普段から床に座ってゲームをする人に向いています。
「ザ・ゲーミングチェア」な見た目ですが、ファブリック素材でできているため、レザー素材に比べて蒸れにくい点が魅力です。
ヘッドレストやランバーサポートの位置をひもで調節できるため、小柄な方でもシートが高すぎて合わない、ということもありません。
アームレストは幅をネジの位置で調節できるだけでなく、以下の画像のように左右を入れ替えることで、長さを前寄り・後ろ寄りに変えられます。
あぐらもかきやすいですよ◎
詳細は「【ゲーミング座椅子レビュー】Bauhutteを買ったので…今後はあぐら作業できるぞ!」を参考にしてください◎
ぜひ本記事を参考に、自分の体格に合った椅子を手に入れてくださいね◎
なお、僕のYouTubeチャンネル「Mr.Chairs」では、ゲーミングチェアやオフィスチェアを実物を触りながら詳しくレビューしています。
座り心地や機能性の感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するゲーミングチェア以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてください◎
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